久しぶりの他ユーザー宅訪問。夏の薪集めツアーで一緒になった板金屋さんの自宅。何度か繰り返しやった薪集めツアーだったので、別の日程で参加した薪ストーブ屋さんを紹介して施工となったものだ。
二階のリビングダイニングに設置されたバーモントキャスティングの触媒機アンコールが、これから火を入れられるのを待っていた。とりあえず焚きつけから、薪の追加投入のタイミング、ダンパーや空気取り入れ調整の操作などを実際にやりながらレクチャーした。
着火剤もあったが安易にそれを使うのも芸がないので、焚き火方式で焚きつけることにした。薪を上の写真のように井桁に組む。下の部分は中割りの太めの薪を、そして上へ積んでいくにつれて少しづつ細い薪にしていく。細めの焚きつけ用の薪さえ準備することができれば、マッチ一本と新聞紙だけでもつけられる。最上部は折ったり、割ったりして極力細いものとしたが、今回薪ストーブ脇にあった分だけではマッチ一本やライターと新聞紙でつけるにはちょっと厳しい太さだったので、今回はガスバーナーを使うことにした。板金屋さんという仕事柄、わざわざガスバーナーを買いに行かなくても仕事道具の中にあったので持ってきてもらう。着火剤を使うよりも、こうしてガスバーナーで焚きつけしてしまった方が早いしラクだ。
火をつける前にダンパーや空気取り入れ口が全開になっているのを確認する。
そしてガスバーナーをつける。点火後はプレヒートと言って30秒から1分程度ノズル部分を加熱して炎を安定させる。その後で組んだ薪の上部を狙ってやる。一番細い上部の薪に火がついて炎が上がるが、すぐに加熱はやめない。その下のもう一段階太い薪にも熱を加えてそこに炎が回るまで加熱し続けてやる。時間にして1-2分程度だろうか。そこに火がついたらもう加熱を止めて大丈夫だ。真ん中の写真の程度に炎が上がっている状態が目安になるだろう。
一番下の写真の状態が前面扉を閉めて10分程度放置しておいた時の様子だ。こうして時間の経過とともに、全体に炎が回って熾き火ができてくる。そうなったら長さ20センチ、太さ数センチ程度の細めの薪をさらに追加投入して炎を育ててやる。追加投入した薪が十分に燃えたら、それよりも少し大きい薪を数本入れてと、段階を踏んで太い薪をくべていく。

