焚きつけで最初に入れた木が概ね熾き火になってきたら、追加の中割りの薪を投入する。その際、二本か三本セットで入れて「人」の字を描くようなイメージで組み合わせてテント型になるような形の山にしてやると、炎が上手く回ってきれいに燃えてくれる。
大きめのものを一本だけボコっと熾き火の上に置いてしまうと、上手く火がつかないケースが多い。
薪も人も単独ではなかなか燃えることができないようだ。複数が寄り添って燃えるものだ。
これは焚きつけの直後だけでなく、薪ストーブの温度が上がってきた段階でも言えることで、薪同士を上手く組み合わせて空気や炎の流れを考えてやることが上手な燃焼のコツだ。