薪ストーブに磁石で貼り付けられているこういう温度計を使っている人も多いと思う。
一番上の写真のように膨張率の異なる二種類の金属を渦巻き状のバネにして、温度が高くなるごとに針の部分が動くという仕組みだ。このようなバイメタル式の温度計は意外に精度が低く、50℃くらいの誤差があることも珍しいことではない。
体感上の温度と一致しないで温度計の表示の割りに暖かくないという場合には指している温度が正確かどうかと疑ってみることも必要だ。
普段私は放射温度計で温度管理しているのでバイメタル温度計を使っていないが、このブログでコメントつけてくれているヒゲMacさんの使っているものを送ってもらって誤差がどのくらいあるのか調べてみた。この個体に関しては、写真のように低温から高温まで通して、あらゆる温度領域でほぼ問題ないレベルの正確さで驚いた。