薪ストーブの炉内料理の定番といったらピザがダントツの定番だろう。美味しいピザを薪ストーブで焼くと最高の味となる。ぜひとも挑戦してみよう。詳しい作り方はこちらを参照して欲しい。
私はいつもベーネカッサの冷凍宅配ピザを利用している。
冷凍ピザだからと言って、そこらへんのスーパーで売っているものや、出来合いの宅配ピザとは比較にならない異次元の美味しさだ。味は本格的なピザ屋さんのもの以上だ。あまりの美味しさでついつい一人で一枚を食べ尽くしてしまうほどだ。油っこくなくてさっぱりしていて口当たりが良く、何度食べても飽きないのだ。厳選された国産野菜を素材にして作られている安心さもあるし、自信を持ってお勧めできる。楽天売り上げナンバー1の店だけあって、メニューも豊富だし色々選択する楽しみもある。初めての注文の場合は「おためしセット」が良いだろう。リピート注文の場合は豊富なメニューの中から好みのものを選択しよう。
この商品は佐川急便の冷凍便で宅配される。すぐに食べない場合には箱から出して自宅の冷凍庫へ直行させよう。中に調理の説明書が入っているので、それだけ取り出してじっくり読もう。
実は冷凍のためにすぐに食べたくても食べられないのだ。冷蔵庫で24時間程度完全解凍してから焼くのが望ましい。どうしてもすぐに食べたい場合には電子レンジで解凍してから焼こう。冷凍のまま薪ストーブで焼いても表面だけ焼けても、中は凍ったままという失敗作になってしまう。
どうせ冷凍で数ヶ月程度の長期保存ができるので、イベントの直前に注文するのではなく、少し余裕を持って早めに頼んでおく方が良いと思う。また炉内調理はたいていの場合は、初回は失敗するので、何度か練習して自信がついてから本番に臨みたい。
薪ストーブユーザーが注文する場合には、上記リンクからデフォルトで注文すると一般的な「トースター用の半分カット」となってしまうので、必ず「カットなし」にチェックを入れて注文しよう。また注文時に備考欄に「かわはらに紹介されて薪ストーブで焼いて食べるからカットなしで」と明記しておくと、滅多に出ないカットなし注文なので、カット済みとの誤発送の防止になるし、もしかしたら何かオマケしてもらえるなど、いいこともあるかもしれない。
調理には「コンボクッカー」と呼ばれるダッチオーブンの蓋をスキレット代わりにも使える物がコストパフォーマンスが良くてお勧めだ。下のリンクの「私のおすすめ」のキャプテンスタグの10インチ(25センチ)の直径のものを私は愛用している。
フライパンはお勧めできない。私もこれを入手する前にフライパンで挑戦してみたのだが、鉄板が薄すぎて熱が伝わり過ぎて、プレヒートなしでやってもピザの裏面が思いっきり焦げてしまった。
実用性にこわだわる私はブランドに拘らない。鋳物の重量の蓋でしっかり圧力をかけた蒸し焼きができれば効果は変わらないわけで、鋳物についているロゴや文字の違いで味が変わるわけはないのだ。蓋と鍋のかみ合わせの精度など気にする人もいるようだが、どれも必要十分で「蓋が閉まらない」とか「圧がかからない」ほど違いがあるわけもないので、値段の安いこの商品で十分だと思う。同じ値段で2セット買えてしまう。2セットあればピザを連続で焼く時に焦がさずに使い回せるし、蒸し焼きのメイン料理とデザートを立て続けに作るなどパーティなどの際にもさらに活用の幅が広がる。
購入後の実戦投入前に行うシーズニングは、取り扱い説明書の手順通りに手間をかけてやらなくても問題ない。薪ストーブを使っているならばギンギンの熾き火の中に放り込めば一発だ!