薪ストーブの炉内に熾き火がたくさんある状態だと色々な料理が可能だ。
今回は鉄板焼肉に挑戦してみよう。
熾き火の炉内に五徳を置いて、そのうえにダッチオーブン(コンボクッカー)の蓋をスキレットとして使う。その時の火力や肉の厚みなどによってプレヒートするのかしないのかというのも違ってくるので、色々と試行錯誤してみよう。
薄い肉の上にトマトの薄切りスライスを乗せてプレヒートしないで炉内に入れてみた。じっくり時間をかけてご覧のような仕上がりだ。こんなに美味しい焼肉はそう食べられるものではない。
調理には「コンボクッカー」と呼ばれるダッチオーブンの蓋をスキレット代わりにも使える物がコストパフォーマンスが良くてお勧めだ。下のリンクの「私のおすすめ」のキャプテンスタグの10インチ(25センチ)の直径のものを私は愛用している。
実用性にこわだわる私はブランドに拘らない。鋳物の重量の蓋でしっかり圧力をかけた蒸し焼きができれば効果は変わらないわけで、鋳物についているロゴや文字の違いで味が変わるわけはないのだ。蓋と鍋のかみ合わせの精度など気にする人もいるようだが、どれも必要十分で「蓋が閉まらない」とか「圧がかからない」ほど違いがあるわけもないので、値段の安いこの商品で十分だと思う。同じ値段で2セット買えてしまう。2セットあればピザを連続で焼く時に焦がさずに使い回せるし、蒸し焼きのメイン料理とデザートを立て続けに作るなどパーティなどの際にもさらに活用の幅が広がる。
購入後の実戦投入前に行うシーズニングは、取り扱い説明書の手順通りに手間をかけてやらなくても問題ない。薪ストーブを使っているならばギンギンの熾き火の中に放り込めば一発だ!