黄色い炎が豪快にボーボーと立ち上がっている時には、車にたとえると「アクセル全開のフル加速」状態で高速道路の合流の時のような感じだ。
まずは豪快に焚いて薪ストーブの温度をしっかり上げてやろう。
しっかりと温度が上がったら、空気の量を絞ってやったり、ダンパーを閉めてやることによって、この写真のように、熾き火から青白い炎が揺ら揺らと上がるようになる。車にたとえると「時速100キロに達して流れに乗ってアクセルを戻して省エネ運転している」という状態だ。
くれぐれも温度が上がる前に空気を絞り過ぎたりやダンパーを閉めたりしないようにしよう。これは初心者の人が陥りやすいミスだ。ガラスが煤けたり、薪ストーブの近くにいるのに温かくないという場合には、まだ空気を絞ったり、ダンパーを閉じるタイミングではないということだ。