メトスのラインナップの中で、縦型で炎の非常に綺麗なコンツーラ、そしてオーブン室と天板での直火料理ができるピキャンは異色の存在だ。これらの薪ストーブは個性的で、伝統的なクラシックスタイルの横型のモデルにない魅力を備えている。
これらのモデルを選択する場合に、一つだけ落とし穴がある。それは用意する薪の長さだ。クラシックスタイルの横型のモデルの場合は平気で40-50センチの長さの薪を投入することができるけど、30センチ程度の長さが一番使い勝手が良い。頑張れば炉の対角線状の斜めに配置して35センチとか40センチの薪も何とか入るけど、実際に炉内に火を入れている時に都合良くそのように置けるとは限らない。30センチ程度の長さの薪を用意しておくと快適に使える。
薪を購入する場合に30センチの薪を売っている業者は少ない。ちなみにアース・リー山武店でも35センチの薪しか販売していない。以前は40センチの薪を販売していたが、これだとちょっと炉のサイズが小さい薪ストーブで焚くにに無理があるので、両者に使える妥協案の長さということで35センチに設定した。
自分で作る場合には30センチで玉切りすれば良いだけで、短い玉の方が割りやすいので、それほど問題ないけど、もし薪を購入することを考えている場合には要注意だ。