現場で毎回給油ごとに刃研ぎをするのはもちろんだが、余裕があればガイドバーを支えている横のカバーも外してガイドバーや刃を取り外して木屑を取り除こう。内部に木屑がたまってくるとチェーンオイルの供給が正常に行われずに潤滑が上手くいかない。燃料がなくなった時に、チェーンオイルの残量をチェックする。ほぼなくなっていれば、正常にチェーンオイルの供給が行われているが、多く残っている場合には木屑が詰まっていると考えられる。
それから帰宅後には上部のカバーを取り外して、エアクリーナーの清掃もしておこう。細かい木屑が付着しているはずだ。ここが汚れてくると燃費が悪くなったり、エンジンが温まっている状態での再始動性が極端に悪くなる。
使いっぱなしにしないでこまめに手入れすることが、快適に効率良く作業したり、道具を長持ちさせる秘訣だ。