関西ツアーに出かける道中の都内に立ち寄った際の五右衛門風呂の煙突掃除の様子のレポートだ。
びっくりしたのは東京都23区内で、現在、まだ五右衛門風呂を、普通に日常で使っている家があることだ。
五右衛門風呂の焚き口(左側の金属の蓋の部分)と、煙突のベースの煙突掃除の煤の回収口(白い箱のような部分)
焚き口の上は横引き
お決まりの横引きしてからのシングル煙突での配管
上から順番に掃除していき、最後は五右衛門風呂の窯の炉内まで
どっさり、トータルでバケツ一杯分の煤を回収
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コメント
五右衛門風呂で炊いたお湯の温もりはまた格別でまさに至極。ところで気になるのは此方の焚き口の真うえ側に煙突がすぐ見える(釜をなめない)構造ですね。そうだとすると五右衛門風呂の釜に肝心の炎は充分に回るものでしょうか?
うさぎさま:
いいえ。釜をなめない構造ではありません。
焚き口から釜をなめた炎と排煙が煙突へ向かう構造になっています。
もしかしたら昔の五右衛門風呂は優れていてロケットストーブのような燃焼効率を持っていた構造だったのかも? そうしますと、此方ボイラー
は排煙はやや手前に戻って煙突に出るのかなー? 多分釜の奥行き(普通の五右衛門風呂は上がり湯と湯船がデカイ入り湯の二釜とあり、ゆったりと入るのが最高で炎が釜の下を走るような構造でヨコかタテの炉内のどちらかに奥行きがあるんですが)を狭くしたボイラーで炉内の燃焼をした炎は一釜だけをなめて、その排煙を吐き出すような奥行きの構造なんですかね? それとも室内側に釜をグルグルなめてから排煙をするようなヒートライザーのような断熱構造を持っているのか気になります。折角の炎はたっぷりと釜に熱を移して蓄熱をさせるボイラー効率は上がりますよね! しかし、五右衛門風呂欲しいけども都内でこんなに隣家が迫る環境でモクモク煙を吐いて大丈夫なんですかね。
うさぎさま:
一口に五右衛門風呂と言っても、色々な仕組み、形状があるので一概には言えません。熱効率の良いものから、悪いものまで様々で、良い湯加減になるまで30分で済むものから60分以上かかるものまで、様々です。
最近のもは焚き口から湯船の下を手前ら奥に向かっての炎が燃える炉内で、奥から湯船の上部の左右を通って排煙が手前に戻ってきて、煙突に向かいます。こちらもそのタイプです。
都内で五右衛門風呂、都内で薪ストーブもやり方次第では可能だと考えています。