数年間ハードに使い続けてきた20インチバーのチェーンソーがついに寿命を迎えた。
半年くらい前からだんだんエンジンがかかりにくくなってきてきていた。燃料フィルターは問題ないのに、いくらスターターを引っ張っても燃料を吸い込まないようになってきた。もちろんプラグから火花は飛んでいる。ピストンリングやシリンダー面の磨耗で圧縮が弱くなってきて燃料を吸い込まなくなってしまったのだ。そのためプラグを外して混合燃料を直接燃焼室内にスポイトで垂らして、それで初爆させてエンジンをかけてだまして使ってきたが、ついにそうやってもかからなくなった。
こういう症状で、ただ「寿命?」「壊れた?」と言っても、キャブレターの不調の可能性もあるし、きちんと測定してみないと納得できない。お世話になっているエンジン屋さんに持ち込んで測定器で圧縮を見てもらった。私の使っているチェーンソーはご覧の通りメーターが指している数字が低め。
比較のために正常に動くチェーンソーで試してみたら、下の写真のように高めを指しているので、明らかに私のチェーンソーの圧縮が低いことが数字の上でもはっきりした。
シリンダー面研磨、ピストンリング交換などの修理をすれば元通りに復活するけれど、わずか数万円で新品が買えるチェーンソーだから、部品代、工賃、手間、時間を考えると、新品交換してしまった方が合理的だ。
それにしてもクルマ、チェーンソーと立て続けに薪集めの道具が壊れてしまってなんだかなという状態だ。
そしてブログ村のランキングまでも2位に転落と落ち込みモードだ。最近の記事、つまらないのかな?