山に入って木を切り倒し、枝を落とし、玉切りにして、少しづつ原木を運ぶという地道な作業だと、効率は悪くなる。
工事現場の伐採作業であれば巨大なトラックが出入りして直接原木が積んである場所に横付けすることが前提になっているので地面には鉄板も敷いてあり、トラックがぬかるみにハマるということもまずない。
最も効率の良い方法は、工事現場で既に切り倒して、枝払いをして、2メートル程度に切られて、積まれて撤去を待っている幹の部分だけを、そのままユンボでトラックに積んでもらうことだ。こういう木は産業廃棄物として焼却処分されたり、燃料用のチップ作成工場に持ち込んで売るケースが多い。上手く現場監督と話をつければ、もらえるケースこともある。その際、冷たい缶コーヒーを10本くらい持っていくと効果はてきめんだ。
ユンボが現場にある時であれば、こんなふうに汗ひとつかかずに積んでもらってラクに持ち帰れる。ない場合はチェーンソー持参で自分で玉切りすることになるので、ユンボのオペレーターの稼動状況など見極めながら上手くタイミングをとらえたい。