2月に立ち上げて、2月、3月、4月の3ヶ月間の活動の結果
延べ参加人数:150人
作った薪の量:約20トン(20,000kg)
単純に分配した場合:130kg/一人・一日
分配可能な薪の量:100kg/一人・一日・・・・・(※)
※TMEの会場に薪を置かせてもらっていることなど、まるいわ建設の経費分、まるいわ建設のショールームや社長自宅で薪を焚く分を考えると自分たちで作った薪を全部持ち帰りしてしまうわけにはいかず、一部残しておく必要があると判断して、この3ヶ月の持ち帰り可能の数字を出してみました。
この数字は活動をはじめる前の見込みの「250kg/一人・一日」より大幅に少なく、落胆している方も多いと思います。見込みが甘くて申し訳ございませんでした。
これまでの活動の分析
当初は里山再生とからめて原木を集めようと考えていましたが、山に入って切り出してくると効率が悪くなるので、平らで回収しやすい場所から取りかかりました。社長が色々なところへ声をかけて、そういう現場を探していたのですが「木なら何でも良い」みたいなふうな感じで伝わってしまったことや、あまり美味しくない現場でも一度断ってしまうと次からの声がかからなくなることもあって、引き受けていました。そのため、薪にできない木の処分なども含めてかなり効率の悪い動きとなってしまいました。
参加メンバーに関しては、ヘビーユーザーで薪集めの動きに慣れている人よりも、これから薪ストーブをやろうという初心者が多かったので、そういう場合には道具の使い方の講習から入っていました。また既に薪を焚いているベテランの道具を使いこなせる薪ストーブユーザーに関しては、自力で既に集めるルートを確保しているのでTMEで薪集めというよりも、交流や情報交換が主目的の方が多く、あまり気合を入れてガンガン薪集めしようという動きとはなりませんでした。
今後の展望
とりあえず現状の3ヶ月の数字は上記の通りですが、今度の秋以降は社長が原木を仕入れて持ってきてもらう話をつけてきたので、来シーズン以降はもっと効率良く作業して、持ち帰り量が増やせる可能性もあります。そうなったら、その時にまた数字を見直したいと考えています。
春になって暖かくなってきて、樹木を水を吸い上げてきて水分を多く含むようになってきました。春夏秋は原木伐採の時期ではないので、運営メンバーに関して、今後は里山再生の動きも多くなってくると思います。具体的には下草刈り、小伐採、草や樹木の焼却などの薪集めには直接繋がらない動きも多くなります。「里山再生の動きをしたい」という人は歓迎します。
「里山再生よりも薪割りしたい」という人は、とりあえず原木や玉を用意してありますので、そちらをご案内します。斜面の現場ではなく平らな場所なので、参加メンバーだけでの作業となるケースもあると思いますのでご了承下さい。
足りない分の対応
既に薪として積んだ量の分配は残念ながら上記の通りですが、どうしても足りないという人はTMEの会場ではなく、原木回収の現場に自家用を横付けして玉の状態で積んで持ち帰っていただくのであれば250kgも可能です。
持ち帰った分をご自分で薪割りして、自宅の薪棚に積んでください。
来シーズンに焚く場合には入梅前に行うことが必須となります。本来であれば1年から2年程度乾燥させるのが理想ですが、梅雨をはさんで半年乾燥させれば、日当たりや風通しが良い場所で乾燥させれば何とか薪として使えるようになると思います。