自然素材で作るハウスメーカーのグランディアホーム主催の「薪ストーブ勉強会」の講師をやってきた。
地元千葉県産の自然乾燥の良質な材木を骨組みに使うのはもちろんのこと、無垢のフローリングや珪藻土の塗り壁での内装、接着剤やビニールを使わないという徹底したこだわりで、快適な住空間を作っているので、薪ストーブとも相性が良い。フローリングや壁に蓄熱させることや、室内の汚れた空気を取り込んで燃焼させて煙突から排気するという換気効果で、シックハウス症候群やアトピーとは無縁の心地よい空間が作れるのだ。
小さな子供を連れた家族、年配の方、若い夫婦、一人で参加と幅広い年齢層でバランス良い感じだったが、いずれも「これから薪ストーブを使ってみたい」という人なので具体的で突っ込んだ話ができた。まずは憧れやイメージだけではない「現実的に薪が大量に必要になる」というところから話を進めて、その後で薪ストーブの種類や構造や特徴、そして煙突の説明、実際に導入する場合のレイアウトなどと話を進めていった。後半は参加者の質問や興味に応じて質疑応答という形で一方的な説明で消化不良にならないようにした。
終了後にいただいた感想も好評で、3月28日(日)にも、再度開催することになった。
小さな子までが、親がメモを取っているのと一緒に、私が説明のために書いたホワイトボードの絵を紙に描いていた。