五右衛門風呂の注意事項と取り扱い説明

里山の森林再生+薪集め=?」の会場に、五右衛門風呂(薪風呂)を設置した。

とりあえずは自分が入ってテストしてダメ出ししてみた。棚の設置や、椅子、風呂桶、加圧式シャワー、ポンプ式のボディソープやシャワーの手配など細かな点を付け加えれば概ね問題ないと思った。

注意事項

・高血圧や泥酔している方は入浴禁止です。掘っ立て小屋内に浴槽、洗い場、脱衣所を設置していますが、普通の家の中にあるお風呂場と違って、外気温とほとんど変わらない環境です。薪で焚いたお風呂に入浴した場合に温度差は過酷なものがありますので、命を落とすリスクがありますので、興味本位では入らないようにして下さい。

・一人、もしくは一家族で利用する場合にはその限りではありませんが、多くで利用する場合にはお湯の節約を心がけて下さい。水を張って入浴できる温度に上げるまでには2時間近くかかることを頭に入れておいて下さい。

・いきなり入らないで、掛け湯で身体の汚れを十分の落として、状況によってはきちんとボディソープやシャンプーで洗って汚れを落としてから浴槽に入って下さい。チェーンソーの切り屑、泥や汗や血と涙をつけたまま、いきなり浴槽に入るような行為は後から利用する人のことを考えたらできませんよね?

・五右衛門風呂という性質上、火加減でお湯や浴槽の底面の温度が全く違ってきます。ガンガン火を焚いている時にはけっこう浴槽の下は熱いです。洗い場に置いてある木の板でお湯をかきまぜて、浴槽内の温度分布を均一にして快適な温度であると確認してから、その木の板をを踏みつけて沈めて足が直接底面に触れないようにして下さい。

取り扱い説明

1.入ったら、必要に応じて扉の内側のゴムバンドのフックを金具に引っ掛けて鍵代わりにどうぞ。

2.着替えやバスタオルなどは梁にぶら下がっているカゴの中へどうぞ。


3.いきなり湯船に入らずに、ポリタンクに湯船からお湯を入れて、加圧式のシャワーを利用して身体を洗って下さい。

4.洗い場の板で、湯船のお湯をかきまわして温度を均一にしてください。

5.この板をそのまま踏みつけて、浴槽底面を直接踏まないように気をつけて下さい。火加減によっては底面が熱くて飛び上がります。火傷に注意です。

6.薪で焚いたお風呂は温まりますが、湯冷めしないように十分温まりましょう。ぬるい場合は誰かを呼んで、追い焚きしてもらいましょう。煙や火の粉が浴槽の周辺から立ち上がりますが、ビビってはいけません。石川五右衛門のことを思い出しましょう。お湯が熱くなりすぎた場合には外の洗い場からホースを引っ張ってきて水を追加できます。






かわはら薪ストーブは全国

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