「薪ストーブをガンガン焚けば暖かくならないわけない!」なんて言っていた私だが、認識を新たにしなければならない体験をした。
「里山の森林再生+薪集め=?」の会場に新たに作った宿泊設備は当初は全く断熱工事をしていないトタン屋根一枚だった。薪ストーブを焚けば結露は防げたので「焚いていればそのうち温まるだろう」と予想して試しに一泊してみた。しかし、なかなか小屋の中の温度が上がらない。寝る時に毛布に包まっても寒くて、吐く息が室内なのに白いという薪ストーブの小屋に有り得ない状況だった。
早速、翌日、断熱材を屋根裏に入れて、天井に杉板を張りつけての断熱工事をした。この結果すぐに小屋の中は温かくなり、断熱の有無でここまで違うのだということを、身をもって経験した。
あとは楽しい、壁への漆喰塗りを残すだけとなった。