チェーンソーの刃が一瞬で終了



こういう現場で足場も良く比較的作業しやすい状況だった。特に問題ないように見えたので安心して余裕をかまして地面に横たわっている丸太を玉切りしていたら、いきなりソーチェーンから火花が散った。



「何事?」と思ったらこの絵のように地面から大きな石が出ていて、それが丸太の陰に隠れていたのだ。さすがにこの瞬間は撮影できないので写真はなしだ。その後の作業もあったので問題の石の撮影もできなかったし、石だけ撮っても意味不明だから絵での説明だ。

1年ほど前に、丸太の表面の樹皮にくっついている土に石が隠れていてそれがソーチェーンに当たってしまって火花と共に刃をダメにしてしまったことがあるので、その後は原木を切る前にはかなり気をつけているのだが、今回は全く見えなかった。

まだ比較的新しいソーチェーンだったし、それほど刃こぼれしていなかったので、何とか頑張って刃研ぎをして修正しようと試みたが、やはりダメだった。粉のような木屑が多く出るようになってしまい、切れ味が鈍くなってしまった。この状態だと効率が極端に落ちてしまう。ガソリンも無駄遣いだし、エンジンの寿命も極端に短くなるし、何よりも疲れてしまって、危険も増大する。切れ味の良い状態を知らない人はこのまま使ってしまうだろうけど、私はちょっと我慢できない状態だ。

本来の切れる刃だと、数ミリ角の切り屑だけで、チェーンソーの自重だけで力を入れなくてもラクに切断できるのだ。刃が勝手に木に食い込んでいく感じでほとんど力をかけてやる必要はないのだ。これまで給油ごとにきっちり刃研ぎをして、常にこの切れ味を維持してきたのに、石に当ててしまった一瞬で刃が使えなくなってしまった。

あとわずかでも石の位置と切断面の位置がずれていれば、こういうこともなかったのに、ついていないこともあるものだ。






かわはら薪ストーブは全国

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする