炉壁のレンガの積み方のコツ

背面の壁にベタ付けしたくなるけど、必ず最低25ミリの空気層は確保しょう。そのことで木部への熱の伝わることがシャットアウトできて、薪ストーブを安全に炉壁に近づけることができる。
空気層を確保しないでベタ付けしてしまうと熱が壁に伝わってしまって壁内の低温炭化の可能性が生じる危険な炉台となる。安全に薪ストーブを炉壁に近づけられなくなるので、結果的に部屋のスペースを余計に使ってしまうことになる。
空気層を確保した炉壁の場合、糸を張って、それに合わせていくと水平が確保されるし、前後にぶれない。目地の分があるから、目分量でやると綺麗に揃わなくなってしまう。必ず左右に仮の柱を立てて、それに目盛りを書いて、糸を張って作業しよう。そうすれば誰にでもできる。
高さは1200ミリ程度が望ましいが、1000ミリ程度のところの2箇所ほど目地に耐震対策の金具を埋め込もう。背面の壁の真柱が入っているところを探して、そこにビスが効くようにする。これをやるかやらないかで、大きく耐震性能が違ってくる。
糸とレンガの角を合わせると真っ直ぐ積める
自宅なので側面壁に目盛りを直接、鉛筆で書いて、糸を張っている

一日に積むのは5段程度にしておいた方が無難だ。固まったら、次の5段と、順次日数をかけて進めていく。一気にやると、積んだところのモルタルが固まってないので、歪んでしまう。

ある程度の高さのところで真柱の位置で二箇所ほど目地に固定金具を埋め込んで地震対策する

かわはら薪ストーブは全国

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