コピー製品、パクり製品というだけでなく、中国製のホンマの薪ストーブの品質で気になることが二つある。
一つは鋳物の鋳造時に鋳鉄の内部に気泡が入っていることがあるようで、焚くとその気泡が膨張してクラックが入ってしまうケースが多い。焚き過ぎで温度を上げ過ぎたからということではなく、初めての火入れで慣らしで低い温度でゆっくり焚いている初期の段階で発生する。これまで私が実際に、自分であちこち訪問してきて自分の目で見たり、訪問先で聞いたりして、数件の実体験があるので、それなりの頻度で発生していることだと思う。
慣らし焚きの初日に、いきなりクラック発生・・・。
もちろん、そういうトラブルが発生した時には販売元にクレームを入れれば、初期不良の扱いで新品交換してくれる。同じロットの製品が再送されて来ない限りは立て続けに再発することもないだろうけど、それなりに重いものなので、入れ替える手間や時間はかかってしまう。
二つ目は、鋳型の精度の問題か、鋳造技術によるものか、バリがかなり多くて、そのバリをグラインダーで削った痕跡がけっこう目立つことだ。それをドス黒くてブ厚い塗装で誤魔化してるのだけど、光を当てる角度を変えたりして、色々な角度から観察してみると良く判るはずだ。こういう目に見える部分の精度さえも悪いわけだから、内部のパーツの組み合わせなどの見えない部分はなおさらだろう。多分、きちんと削ることなく、いい加減に組み付けて耐火セメントで埋めて誤魔化していることは容易に推測がつく。
バリをグラインダーで削った痕跡が目立つ
ちなみに、これはホンマ製に限らずアメリカ製の薪ストーブでもけっこう目立って気になることだ。実際にアメリカ製の薪ストーブのユーザーのブログでもレポートされている。扉の精度がイマイチだったり、バリをグライダーで削った跡がよく判る写真がアップされている。
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