ドブレ700SLは煙突背面出しで、天板広くなる

天板に直接炎が当たる構造のドブレ700SLは、天板の温度が高くなりやすくて、天板でバリバリ料理することも可能だ。唯一の弱点は、煙突を天板から出すと、肩が落ちているデザインで、ただでさえ狭くなっている平らな部分の有効面積が半分程度になってしまうことだ。まあ、その状態でも普通に鍋やヤカンを2つは置けるのだが・・・。
しかし、もっとたくさん置きたいケースも当然出てくる。煙突を背面から出せば天板の有効面積はかなり広くなるので、可能な設置状況であればお勧めしたい。
家の中心付近に設置する場合には背面から出すことによって、煙突が薪ストーブ本体の後ろにくるので30センチ弱設置場所が前に来る。前に来ても差し支えないゆとりの設計が必要だ。
コーナー設置で45度傾けて設置すれば煙突を背面から抜いてもデッドスペースを有効活用できる。
本体を外壁付近に設置する場合には、煙突を水平に壁から抜いてL字型に屋外で外壁を立ち上げると、薪ストーブ本体も前にくることもなく室内のスペースを有効活用できるので、お勧めだ。
煙突を背面から水平引きするとドラフトが弱くなるとか、燃焼効率が悪くなるとか考える人がいるかもしれないけれども、全くそんなことはない。
それはそうと、今回コンサルした新築住宅に700SLを設置する案件も煙突を背面から出して天板を広く取ることにした。ある程度広い土間だから実現した設置方法だ。
煙突を背面出しにすることによって薪ストーブ本体は前にくる
天板を広く使えるメリットは大きい
お湯もボコボコ沸騰する
天板からの煙突取り出し蓋を取り外せば鍋底への直火調理も可能

かわはら薪ストーブは全国

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