栃木でドブレ700SLの煙突掃除&メンテナンス講習

新築の家にドブレの700SLを設置して、一冬終わっての初の煙突掃除&メンテナンス。
「来シーズンからは自分でやりたい」ということだったので、ハシゴのかけ方や上り方の基本を教えてから、一緒に屋根に上がった。さらに天板の外し方などを含めて丁寧にメンテナンスのやり方を教えてきた。作業内容をビデオ撮影していたので、来シーズンの作業前には、それを見返せば大丈夫だろう。
私が使っているのと同じ700SLユーザーなので、メンテナンスのコツだけでなく、シーズン中の使いこなしのポイント(温度管理、薪の供給方法、ダンパーの操作、灰受け扉ガスケット交換の必要性など)を教えてきた。私のブログを見てくれていて、700SLを導入したユーザーには、この薪ストーブの持つ本来の性能を引き出してもらいたいので、自分の持てるノウハウをできる限り伝えてきたつもりだ。
きっと来シーズン以降は、700SLの持てる能力をフルに発揮させて高性能ぶりを実感してくれることだろう。
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初年度ユーザーとしては合格点のトップの煤の量(来シーズンは、さらなる煤の付着量の減少が可能のはず)
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天板を外すことで、内部をきっちりメンテナンスできる
今回は他店で施工した案件だけど、扉のピンを止める六角芋ネジの締め忘れとか、天板固定ナットをインパクトで必要以上に締めてしまっているなど「やっぱり、解ってないなぁ・・・。」と思うことがあった。こんなふうに「きちんと、この機種のことを理解しないで設置している薪ストーブ屋さんは多いのだろうなぁ・・・。」というのが率直な感想だ。こういう基本的なことができていないディーラーは700SL特有の灰受け扉のガスケット交換やダンパー設定の必要性までアドバイスできないだろうし、本来の700SLの実力をきちんとユーザーに伝えられないのだろうと思う。
能力を発揮できない700SLだと薪ストーブ本体も、ユーザーもかわいそうだ。せめて、このブログを読んでいる700SLユーザーで、まだ「灰受け扉ガスケット交換&ダンパー設置」を実行してない場合は、このシーズンオフ中にぜひともやってみて欲しい。きっと来シーズンは目から鱗が落ちるがごとく、本来の700SLの実力にびっくりすると思う。自分で作業できない人はご依頼いただければ、遠方でも対応する。
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残念ながら、本人が事前に用意していた細めのロッドの煙突掃除キットは弱くてロッドが曲がってしまってブラシが通らなかった。そこで今回は私の使っている特性煙突掃除セットを使った。自作での作り方のアドバイスもしてきた。

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市販の物を購入する場合は、ある程度、太いロッドの、これくらいのキットでないとダメみたい
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