現在ベルギーにある薪ストーブメーカー、ドブレ社は、もともとはノルウェーの会社だった。そもそも「ドブレ」という名前はノルウェーの「ドブレ山脈」から名前を取ったものだ。
そして、ノルウェーの民話を薪ストーブのレリーフに使っていて、その歴史と伝統を大切にしている。『三匹のヤギのがらがらどん』という物語を聞いたことはないだろうか?子供の頃に絵本でそんなタイトルのものがあったと記憶している人もいるかもしれない。
ドブレ社のショールームに展示されている40CB
ヤギの三兄弟
橋の下のトロール
トロール人形といえばノルウェーの薪ストーブメーカーのヨツールを取り扱っているトコナメエプコスの定番マスコットかと思いきや、ノルウェーの伝説なので、現在はベルギーに移転したドブレ社で現在生産されている薪ストーブにも脈々とその伝説は引き継がれている。ビンテージのように斬新で高性能な薪ストーブを作っているにも関わらず、このように歴史と伝統を大切にしているところが素晴らしいと思う。
決して高性能とは言えない古いタイプのモデルも、こうして現役で生産して、出荷しているのだ。
コメント
近所の製材所で10年以上使っていたのが、此れとそっくりでした。
マークは入ってましたが何と無く胡散臭くて、ブログに載せても???なコメもありました。
お蔭様で何だか胸の内もスッキリしました。
いずみさま:
疑問が解決して良かったですね。
歴史や文化背景が解ると、胡散臭さもなくなりますよね。
こういう渋いモデルも味わいがあって良いと思います。珍しいので、どうやって入手したのか気になります。機会がありましたら、訊いていただけるとうれしいです。
購入時期と値段を製材屋さんに聞いてみた所、10数年前の購入で値段は12~13万だったかな?でした。
購入先は武生(現在は越前市)の(有)武生松源商店でHPは無いみたいです。
木材加工機・製材機・薪ストーブ取り扱いと出ていますが、チェーンソーも扱うらしいです。
独逸の機会等、欧州とも繋がりが有ってのベルギー産薪スト扱いって事、なんでしょうか?
因みに山羊さんの上の丸いマークが反ってましたが、今のも貼り付けでしたか?
いずみさま:
入手経路の報告ありがとうございます。同時のルートで直輸入したのかもしれないですね。
ヤギさん周りのデザインも色々なバージョンがあるようですよ。