「鎌倉に煙突掃除に行く」とブログでお知らせしたら、すぐに横浜の方からメールをいただいて、煙突掃除とレクチャーの依頼を受けた。
作業完了後の会話
お客様「おいくらですか?」
かわはら「今回は2万円でお願いします。」
お客様「そんなに安くて良いのですか~?」
かわはら「鎌倉の帰り道だし、私のリクエストに応じて声かけていただいたので特別料金です」
通常であれば煙突掃除は3万円いただいているけど、そういう事情のため格安料金とした。
煙突掃除は本来は今の時期の薪ストーブを使う直前ではなく、シーズン終了直後の方が良い。
付着した煤が梅雨の間の湿気を吸い取ってしまって酸性物質が煙突や炉内を腐食していくからだ。
だから、できる限り、シーズン終了後すぐに行って、炉内を綺麗な状態にして油などで保護してやると、長持ちする。
煙突掃除しないでシーズンを迎えると、煙突内に溜まった煤が燃えてしまって煙道火災のリスクが生じたり、シーズン中に煙突が詰まってしまうこともあるので、シーズン後にやらなかった人は、シーズン直前にやらざるを得ないけれども、どうせ同じやるならば効果的なシーズン後をお勧めしたい。
今回はワムの薪ストーブだった。室内側からクランク状に煙突が立ち上がっていたので、煙突を取り外さないと完璧に掃除できない状態だった。
普段自分が扱っているメトスの煙突ならば、構造も判っているし、精度も高く分解もしやすいのだけど、メーカーはS社のもので、施工も他社のものだったので構造も判り難くくて分解するのも大変だった。
煙突取り外しての掃除は室内側(や自分)が汚れるので、あまりやりたくないパターン
生木も焚いていたということで煤はかなり多めだった。どっさりバケツ一杯分
使用していて気になることで、「思ったより暖かくないので買い換えようかと思っている」ということだったけど、薪の乾燥不足と、燃焼温度が低すぎることが考えられた。「もう少し使いこなしてから考えた方が良いと思います。乾燥薪が足りなかったらお持ちします。とアドバイスしてきた。
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コメント
毎度良心的ですね。
買い替えをセーブさせて、「もう少し焚きこんだら」とはなかなか言えません。
小生も3、4年先には買い替えを検討です。
”55㎝の薪が入る” だけを目安に導入しましたが、
”広さに合ったストーブをフルで焚け”、は目からウロコ、
55㎝の薪は55㎝の玉を薪割らないといけません。
ポチです。
yamadagagaさま:
応援ポチをありがとうございます。おかげさまで1位との差が縮まってきました。
長過ぎる薪は作り難いし、作っても燃えにくいので、あまり良いことないと思います。
使いこなしでカバーできる部分は機種を替えたところで、変わらないですからねぇ。
設置状況、スペースに適したサイズの機種をガンガン焚くのが一番良いと思います。楽しみですね。