ドブレ700SLで青白いオーロラ炎がユラユラ。こういう理想的な状態を作り出すためにはいくつかの条件がある。これらを同時に満たせば誰でも確実に再現できる。
1.十分に乾燥した薪を使うこと(乾燥不足だと水蒸気の気化熱で炉内の熱を奪うので空気を絞れない)
2.何よりも高温で焚くこと(なで肩部分の背面側で250℃以上は必須)
3.熾き火たっぷりの状態まではガンガン焚く(熾き火の上に乗せた薪が炭化して煙を出す)
4.腕くらいの太さの薪を数本組み合わせる(太過ぎると組めないし、表面積を稼げない)
5.適切な灰の量(断熱材や保温材代わりになるけど、多過ぎると空気の流れが悪くなる)
6.理想的な状態になったところで空気調整をする
7.排煙のチェック(白い煙が煙突から出ている場合は不完全燃焼なのでNG。温度低下してしまう)
8.適切なメンテナンス(灰受け扉のガスケットがへたっていると、空気を絞り切れない)
9.煙突ダンパー付加(排気抵抗を自由にコントロールすることで容易にオーロラを出せる)

12月18日(昨日)のデータ
■クリック数 43(6.8%)
■アクセス数 630
《記事が面白いと思ったら上の画像クリックをお願いします。翌日の記事で本日分の情報を公開します》

コメント
ある程度オーロラは出るようになったのですが、これだけゆっくりユラユラというのは、まだ出来ないですね。
ヨツールは青いオーロラが得意でイケテマス。
オーロラは
ドブレ<ヨツール<ハースストーン<ネスターマーティンの番付ですが
最高位のネスターマーティンより凄くてもっとオーロラが素晴らしく出る機種が日本のメーカーで新発売された模様です。
我が家のヴィンテージ(ドブレ)ですと、初心者の私でも、かなり簡単に青白い炎が出てくれます。
意識しているのは、とにかく炉内を高温にすることで、十分高温になると、勝手に炎が青白くなってくれる感じです。
調子の良いとき?と勝手に思ってますが、そういう時は、木から炎は出ず、空中で青白い炎が舞っているような状態になります。
これが、とても綺麗で、見ていてうっとりします。
ノザキ2300ですと、天板450℃以上だとオーロラ炎はでません。絞っていても、1次燃焼してしまうみたいです。
また、触媒後付けしてあるのですが、これを通している状態では出にくいです。2次燃焼は、青白い薄い霧が、天井に満ちるような状態になり、典型的なオーロラ炎とは違う感じです。
面白い事に、焚きつけ直後早めに絞ると(着火から15分位)オーロラ炎が出ます。薪はまだ全て完全に熱せられていないが、バッフル板が高温になっている状態で出ているのかも知れません。
しかし、その後は似た状況を作っても、先程の霧状の2次炎になりやすいです。なんだか、良く分からないです。
ゆで落花生さま:
まずは煙突から目視確認できる煙が見えない状態でオーロラを確実に出せるようになれば、第一段階クリアです。
ポイントは「目視確認できる白い煙が見えない」ことです。白い煙が出ている状態なら誰でもオーロラを出せますが、それは不完全燃焼しているということです。
完全燃焼させつつ、優雅なオーロラというのが究極の目標です。
楢林御露羅さま:
私はその番付とは違うと思います。
ダントツの横綱はハースストーンです。これにかなうものは国産も含めてないと思います。
一度、現物を見ることをお勧めします。これまでの鋳物薪ストーブに対するイメージが変わると思います。
bakery_ozさま:
超高性能のビンテージは初心者にも非常に使いやすい機種ですね。
おっしゃる通り綺麗なオーロラ炎も簡単に出ますし、焚付けも他の機種より全然ラクです。
山口透さま:
機種によって特徴がありますねぇ。ノザキの場合は、かなり個体差があるし、チューニングしてやらないとマトモに燃えないので、それぞれの環境ごとに全然燃え方が違うのでしょうねぇ。
まず、ガスケットは知っている範囲で2年目で全滅ですね。最初から交換してしまった方が良いでしょう。
8mmではなく、8.6mmかもう少し太い物の方が良いかも知れません。
うちは8mmでとりあえず性能取り戻していますが、来シーズン前に太くしてやろうと思います。
ノザキのオーロラ炎では、2073が圧巻ですね。ストーブ全体が暖まる前に出せるのが不思議です。
山口透さま:
ノザキの場合は自分で判断して、きっちりメンテできる人ならOKですが、そうしないと本来の性能を発揮できないですねぇ。
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました、今年もよろしくお願いします。
m(_ _)m
さて、質問ですが。
オーロラ状態の時も1次空気は多少開けてますよね?それとも全編にしても多少ロストル下から入ってくる設計なのでしょうか?
とてもゆっくりオーロラ燃焼してますね、精度の良さ性能の高さが伺えます。
(^_^)
かなパパさま:
一次空気は全閉にもできますけど、そうすると燃え方イマイチなので、私は微妙に開けています。
同様に二次もダンパーも全て微妙に調整しています。