薪ストーブの炉内でケーキを焼く場合、一番怖いのは焦がしてしまうことだ。ケーキを焼く場合は何らかのイベントであることが多いので失敗は許されない。ピザのように同時に何枚か焼けばその中の数枚を焦がして失敗しても、成功作があればリカバリーも可能だけど、ケーキの生地の場合にはそういうわけにもいかないので慎重さが要求される。
生地の作り方はケーキのレシピ本にまかせるにして、今回は薪ストーブの炉内での焼き方にポイントを絞って解説しよう。
熾き火の強烈な熱でケーキの底を焦がさないようにダッチオーブンから生地の入った容器を足付きのトリペットで浮かし、さらにその下は2センチ程度の水の層で保護(水が蒸発するまではダッチオーブンの底面は100℃)
五徳の上にピアットをヒートシールド代わりに敷いて空気層を確保して熾き火からの熱を遮断、その上にダッチオーブンを乗せる。ダッチオーブンの蓋にはバイメタルの温度計を置いて温度管理している
途中で様子を見て、素材に加わる熱量を調整する
生地の中が生焼けなのも困るので中は竹串を刺して確認。バランス良く表面と中の焼け具合をコントロールするために仕上げの数分間は蓋を取って炉内に入れた
完璧な焼け具合だった
別カットの写真はこちら「薪ストーブでチーズケーキを焼いた」
12月30日(昨日)のデータ
■クリック数 31 (7.0%)
■アクセス数 442
《記事が面白いと思ったら上の画像クリックをお願いします。翌日の記事で本日分の情報を公開します》
コメント
改めてツマミ一つで温度管理ができるオーブンのありがたみを感じますね。
ここまでの技術があれば、キャンプでケーキを焼くなんて事ができそうですね!
なんだかんだで、アナログを制するのはかっこいいです。
さすがです。
味も本格的なんでしょうね。
(^_^)
かなパパさま:
ハイテク装備のオーブンの簡単さに比べて、薪ストーブや、キャンプの焚き火での調理は、かなり経験が必要ですねぇ。
その分、上手く焼けた時の喜びは、デジタルのハイテク装備の調理器具で作った時とは比較になりません。もちろん味もです。