ドブレ750GMと750GH(700SL)の違い

石炭も焚けるドブレ750GMと、薪専用の750GH(メトス700SL)の大きな違いが炉内にある。
resize3204.jpg
750GMの背面ラベル
外観は全くと言っていいほど同じだけど、750GMは;
1.炉内がバーミキュライトではなく鋳物パーツで強い熱に耐えられる構造になっている
2.バッフル板下部の二次燃焼噴出しの穴がなく、エアカーテンからのみ供給
3.炉底と灰受け室の間が大きな目皿になって、そこから大量の空気の供給
4.炉底全部からの一次燃焼噴出しノズルの口が開いてない
という4点が違っていて、石炭を効率良く燃やせるような設計になっている。
resize3206.jpg
巨大な目皿
resize3205.jpg
750GH(700SL)には設定されている噴射口の穴がない
この構造に違いのため、熾き火が残りにくい傾向がある。また、焚きつけからの全開立ち上げ時にも必要以上に空気が流れ過ぎてしまうような傾向があるようだ。
薪を快適に燃やすためには、炉底の目皿を鉄板や耐火煉瓦などを利用して現在の1-2割程度の空気量になるようにふさいでやった方が良くなると思われる。来シーズンはそのように対策して使ってみるようにアドバイスしてきた。
★従来から登録中のブログ村ランキング★
ブログ村ランキング:オリジナルバナー
※前日のアクセス数、クリック数(率)のデータ公開は終了しました…..
★楽天人気ブログにも新規登録しました★

薪ストーブ暮らし ブログランキングへ
★FC2ブログランキングにも登録しました★

かわはら薪ストーブは全国

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. うさぎ より:

    炉底と灰受け皿の間には巨大な目皿があるようですが、この目皿から灰受けの下の取りだしカバーから入った空気はドブレでは流入するのでしょうか?
    ヨツール400の灰受け皿のカバーは
    空気が入らないようなガスケット用のファイバーロープで気密性が保たれています。
    焚き付けの際、ほんの数分だけ故意に
    ここを開けるとあっという間に激しく火が盛りますが、禁じてですよね。(笑)
    つまり炉底と灰受け皿の間の鉄性の目皿に隙間が開いていても、灰受け皿さえ締めていれば、隙間が開いていても閉じていても熾火の保ちなどに関係はないと思っておりましたが実際には異なるのでしょうか?
    もしかしてF400とSL700の灰受け気密は違う構造なのでしょうか?

  2. かわはら より:

    うさぎさま:
    灰受け室の扉にガスケットがあることも、そこから炉内に空気が入るようになっている構造も同じです。