薪ストーブのメンテナンスのキモは、分解清掃にある。
灰や煤が付着したままだと湿気を吸い込んで鋳物パーツが錆びてしまうのだ。それを防ぐために、分解できるパーツは極力取り外して、煤や灰をブラシや刷毛で綺麗にするで、シーズンオフの錆びの進行を食い止めることができる。
ドブレのビンテージは炉内がバーミキュライトの断熱材で覆われている。これで炉内を高温に保つことで、高効率の燃焼を可能にしているが、メンテナンス時にはこのパーツを撤去しないと、鋳物の本体を掃除ができない。知恵の輪のように入り組んでで組み合わさっているので分解にはコツが必要だ。以下のような手順で作業する。
取り外す前にバーミキュライトのパーツにガムテープや養生テープを貼り付けて、パーツの位置や、向きをマジックで書いておくとか、デジカメで撮影しておくとかの対策をしておいた方が良と思う。慣れないと組み上げる時に、位置や方向が判らなくなって苦労すると思う。
ビンテージを分解する場合、以下のような手順で分解作業する。
1.鋳物のアイアンダインを撤去する
2.バッフル板を持ち上げて、左右のバーミキュライトを取り外す
3.バッフル板を外す
4.炉の奥のバーミキュライトを撤去する
そして分解したパーツを、屋外で刷毛やワイヤーブラシで、煤や灰を落としてやる。
分解したパーツは、屋外に移動する
刷毛やワイヤーブラシで清掃する
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コメント
かわはらさん、おはようございます。
ビンテージは火が当たる所は殆どがバーミキュライトだと認識しているのですが、分解したとき炉内の鉄部分はあまり汚れていないのでしょうか。私は640ユーザーですが、外したパーツは珪砂サンドブラストしてから油を塗りました。もし鉄部分に熱ストレスや汚れが少ないのであればメンテナンスも手軽なのかなと想像しているのですが、いかがでしょうか。
たんざーさま:
明日以降の記事で炉内の様子もレポートしますが、やはり、ばらして分解清掃しないと汚れはきちんと取れません。
煤や灰を炉内に付着させたままだと錆びの原因になりますので、可能な限り分解した方が良いと思います。
こんにちわ 今 機種選定をしているものです ヴィンテージ50と640CBではメンテナンスをしやすいのは どちらでしょうか?
takadaさま:
メンテナンス性ならば640CB、性能ならばビンテージです。