ハンターストーブのカタログに採用された古民家に設置したイングルヌックのメンテナンス&煙突掃除に行ってきた。
現場に到着(屋根の上に棟の反対側から突き出したチムニーがちょっと見える)
家の裏側に回って、梯子をかけて、チムニーから垂らした鎖でアクセスする
屋根の上に登ってから、道具を置くことができるのもチムニー&角トップのメリット
上手に焚いていたので、トップからブラシで炉内に落とした煤の量はコーヒーカップ一杯分程度だった
活用して、古民家で暖かい冬を過ごせたことが確認できて、うれしかった
作業の後に、初めての昨シーズンの感想を聞いたら「焚くのが楽しくて寝る時間を惜しんで焚いた」「工務店からもらった廃材が活用できた」「暖かく過ごせた」「垂れ壁で暖気が周辺へ行かなかったのはサーキュレーターで解消」「天板300℃でガンガン焚いた」というようなコメントだった。
コメント
素敵なお宅ですよね。
我が家は古い断熱材皆無の家なので、「垂れ壁で暖気が周辺へ行かなかったのはサーキュレーターで解消」が気になりました。
エコファンが気になっていましたが高いので…。
サーキュレーターの購入を考えてみます。
どのような使い方をされていたのか教えていただけませんか?
もんもさま:
エコファンは風量も少なく弱いので、このような環境で使っても効果はあまりないと思います。
サーキュレーターでストーブ設置の天井面に向けて風を送り込んで解消したそうです。
冬場にまた行って様子を見られたら、レポートします。
天井付近に溜まった熱気を循環させてやることがポイントです。
古民家の枯れた木材の質感とシックなストーブ&炉台がマッチしてますね。
疑問に思ったのは炉壁からの遠隔距離がほぼ無いように見えますが問題ないのでしょうか?
ガヤさま:
炉台の石の下地にケイカル板、さらにその後ろに空気層でバッチリ断熱しているので、問題ありません。
炉台の石にも蓄熱させる「蓄熱暖房」としての効果も狙って設計しました。薪ストーブの温度が下がっても、石に蓄熱した熱がジワリジワリと長時間放出します。
記事本文のリンク先に詳細な情報も掲載していますので、よろしければご覧ください。
サ-キュレーターで天井付近に風を送るのは考えていたのですが、煙突は冷やしたらいけないだろうし…。
部屋を見渡してどこからどの方向に向ければいいか、という所で思考が停止していました。
是非、レポートお願いします。
もんもさま:
色々は方向から送ってみて、一番良い結果となる位置を試すしかないと思います。
環境、現場によって違うから丸々コピーというわけにはいかないですよ。