薪ストーブの炉壁は、レンガの方が重量があって蓄熱してくれるので性能は高い。しかし、その厚みと重量があるという性質から、場所をとることが避けられない。
設置場所の広さに余裕がある場合には、性能面からレンガをお勧めしたいところだけど、今回の現場のようにギリギリの狭い炉台の場合には少しでも薄く仕上げる必要がある。
この現場では、広さの制約があるだけでなく「薪ストーブを止めた時に、全て撤去して現状復帰できるようにして欲しい」という条件もあった。
鉄板をオーダーメードで設置する方法もある。しかし複雑な形状の場合には、搬入が困難を極めることになるし、コストもそれなりにかさんでしまう。撤去時の廃棄も大変だ。
薄さと軽さ、そして現場に合わせて自由度のある形状を実現するには、ケイカル&漆喰塗りというのが合理的でオシャレだと思って、その方向で進めることにした。
軽量鉄骨で骨組みを作ってケイカルをビスで打ち付ける
既存壁の写真立て用のレールを利用して、軽量鉄骨固定用の金具を取り付ける
ケイカル炉壁の完成
ケイカルの白い表面のままで良ければ、熱を遮るという機能的には問題ないけど、この空間に合わせて、ブラックグレーの漆喰仕上げにする予定だ。
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コメント
電話のコードが焼けちゃうかと心配でしたが、なるほど、低価格でも、漆喰で仕上げれば貧乏臭くないし、まさにアイデアの勝利ですね。
ちなみに、うちもケイカルですよ。
そして、真っ白のままです。
しかも、拾ってきたもので、買ってすらない。
固定すらせず、ただ、置いてあるだけ。
貧乏臭いにもホドがあるので、何とかしようと思います!
single02さま:
ご覧の通り、炉台裏のコンセントも移設して取り外してあります。
炉台側面にコンセントボックスを取り付ける予定です。まだこの段階では見えませんが驚くような必殺業となります。ここが仕上がったら、また別の角度から写真を撮ります。
「とりあえず」で機能面だけで見た目を気にしないのだったらケイカル置いておくだけの炉台もありですよね。工夫次第で色々できると思います。