サイディングを貼る前に、チムニーと屋根の取り合いの部分の防水のために板金処理を施す。
屋根から流れてきた雨水、チムニーの外壁を伝わってきた雨水が隙間から、室内側へと入らないように、現場の状況に応じて、銅板を精密に細工する職人技だ。
チムニー上部は板金を山形にして、左右に雨水を流す
チムニー側面と、下側
ここは防水の最も肝となる重要な部分なので、確実に処理したい。DIYでやる人も、この部分だけはプロの板金屋さんを呼んだ方が無難だと思う。(写真を参考にして見よう見真似でやるのもアリだけど、そう簡単にはいかないと思う。雨漏りのリスクを処置の上でやり、コマメに室内側から化粧板を外して点検して、問題があればやり直す覚悟でやろう)
今回の施工は、温暖な地域なので雪割りを作成してないけど、豪雪地帯の場合はチムニーの上部にさらに大きな三角形の雪割りを作成する必要がある。屋根から滑り落ちてきた雪をチムニーの左右に流してやるようにしないと、雪の力でチムニーが破壊されてしまう。
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コメント
豪雪地帯の場合はチムニーの上部にさらに大きな三角形の雪割りを作成する必要がある。屋根から滑り落ちてきた雪をチムニーの左右に流してやるようにしないと、雪の力でチムニーが破壊されてしまうと読みましたが、、、、、、、、、、、、、、、、
新築の場合でも雪割りは必要ですか?
CUTIEさま:
新築、リフォームを問わず、豪雪地帯のチムニーの場合には棟付近にチムニーを設置する以外は雪割りを設定した方が良いと思います。
板金の立ち上がりが少ないのが心配だな。
あと最近の銅板は雨による腐食があるからステンレスの方がいいと思います。
2014/09/29(月) 22:31:16さま:
写真では判りにくいかもしれませんが、十分な立ち上がりが確保されています。(上側のことを言っているのだと思いますが、山形に勾配になっていて盛り上がっています)
それから、この場所は田舎で、都会や工業地域ではないので、酸性雨の心配はあまりないと思います。ちなみに銅よりイオン化傾向の大きい鉛を使っている現場も、けっこうありますよ。
材料の選定、立ち上げなども含めて、長年の経験を積んだプロの判断で行っていますので、心配無用です。