シーズンオフに早めに薪ストーブメンテナンスをするのがお勧めだ。高温多湿な梅雨や夏の湿気から薪ストーブ本体を錆びから守ることが重要だ。炉内の煤や灰を綺麗に撤去して、ワイヤーブラシや刷毛で綺麗にしてから、5-56などの油のスプレーを塗布して保護してやる。
この手入れをするかどうかで、錆びの進行が大きく違ってくる。この手入れをするかしないかで、薪ストーブ本体の寿命にも大きく影響する。
「灰を残した方が良い」という説もあるみたいだけど、私の経験からは灰が残っていると灰が湿気を含んでいき、その影響で鋳物に錆びの進行の原因となるような印象がある。
京都→和歌山→福井の薪ストーブの旅を終えて、千葉へ向かう道中の静岡でのメンテナンス&煙突掃除の作業の風景を紹介しよう。
取り外せるパーツは全て取り外す
灰や煤を落として、錆びている部分はワイヤーブラシで磨く
これらのパーツがボルトやネジを使わずに組みつけてあるドブレの薪ストーブは、工具が不要で誰でも簡単にメンテナンスできる。パーツがばらせるということは、確実に清掃、点検できる。
組み付けて油のスプレーを塗布して防錆する
作業完了