薪ストーブに慣れていない設計士や工務店の施工というのは、炉台のサイズを見れば一発で判ってしまう。たいていは薪ストーブが乗っているのがやっとのサイズで、全面の扉と炉台全部の間隔が30センチない。図面で薪ストーブの寸法を調べて「それよりちょっと大きければ良いだろう」くらいに考えて設計しているからだ。
これはたまたま煙突掃除の依頼を受けた物件だけど・・・。
炉台が狭くて、フローリングが焦げている
口元からの立ち上げがりがシングル煙突となっているので、放熱も半端じゃない。薪ストーブ本体の熱、煙突からの熱で相当背面の壁面も温度が上がるだろう。中空構造&不燃の骨組みになっていると信じたいけど、どうなっているのかは判らない。
このように薪ストーブを知らない設計士や工務店による施行例だけでなく、薪ストーブ専門店でもこういう狭い炉台や低い炉壁の現場に「薪ストーブ設置しました!」みたいな自信満々のブログやFBの記事を見かけるけど、見ていて「よく恥ずかし気もなく、こういう施工例を載せられるな~」と逆に感心してしまう。打ち合わせ不足、確認不足、管理監督不足、知識不足、意識不足などが結果として出ているように感じてしまう。
コメント
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私は実は薪ストーブ未経験者なのですが、昨年の冬に、モデルハウスの薪ストーブ体験会に行って来ました。
そこで、ストーブから高温に熱せられたゴトクを取り出して炉台にガチャンと置いたのを見て、ストーブの前面には広い炉台が必要な事を痛感したものでした。
ただ、炉台につまづくのもいやなので、私が薪ストーブを設置するあかつきには、広くフラットな炉台にしようと心に決めています。
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炉台が狭いと使いづらいし、壁への影響等をも考えた方が良いですね!
熱放射面積の計算方法を調べて設計すると良いのでしょうけど・・・
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Mr.トリデさま:
フローリングとツライチのフラットで広い炉台が使いやすくてお勧めですね。
これだと広すぎて邪魔になるということもないです。
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inori-makiさま:
計算しなくても経験則でサイズのイメージはつかめますね。
幅1800×奥行き1200×高さ1200が基本のサイズだと思っています。