今シーズンは、まだ終わってないけど、ほぼ連日稼働でAGNIをガンガン使い倒している。
二次燃焼のオーロラ炎の上で、赤熱する触媒
未燃焼のガスや、煤が触媒の表面で再燃焼しているので、燃えカスの灰が少しづつ触媒に付着していく。最初の数か月はそれほど気にならなかったけど、シーズン終盤になってきて付着がけっこう目立つようになってきた。灰の付着が多くなると、だんだん排気の抜けが悪くなってきて、燃焼効率が落ちてくる。
焚き方や使用頻度、稼働時間によっても必要性は違うけど、たまには炉内を下から覗き込んで、触媒への灰の付着状況をチェックしてみよう。
シーズン終了後に煙突掃除、炉内掃除と一緒に触媒のメンテをするのが一般的な触媒機のメンテナンススケジュールだけど、AGNIの場合は天板のグリドルを持ち上げるだけで簡単に触媒にアクセスできて、取り外しできるので、シーズン途中でも気軽にお手入れして、リフレッシュできる。
グリドルを取り外して触媒にアクセス/触媒はただ乗っかっているだけなので、持ち上げれば誰でも簡単に取り外せる
部分的に灰がかなり詰まっているのが観察できる
灰を放置しておくと、だんだん硬くなって石みたいになってしまい、触媒から取り除くのが大変になるし、排気抵抗になる
軽く刷毛で落としてやるだけで復活する
メンテ終了で綺麗になった触媒
詰まってくのは使っている間に少しづつの変化なので、あまり気づかないけど、メンテナンスの後は、見た目でも明らかに違うし、実際に触媒がこのように綺麗になった状態で焚くと、排煙がスムーズになり、明らかな違いが体感できる。
煙突掃除みたいに大掛かりに気合いを入れなくても、気軽に簡単にできて、効果も大きいメンテなので、火を落としたタイミングでやってみることをお勧めする。厳寒期の連続稼働させている時は、なかなかできないけど、今の時期にお勧めの触媒のプチメンテだ。
コメント
今は使っていませんが、ノザキ2300の煙突天板出し部分に載せて、常時触媒通気させていたことがありました。やはり、詰まり方は同じで、このまま放っておくと、仰せの通り、竹串で一穴ずつつつき崩すのも大変な位カチカチになりました。
恐らく、少しでも灰が表面に付着すれば、排気抵抗増大が顕著になる前に著しく触媒機能が落ちていると推測されるので、本来は、かなり頻繁に、上からブローするなどのメンテナンスした方が良いかも知れませんね。
山口透さま:
限界まで引っ張らずに、こまめにメンテした方が良いと思います。
理想を言えば一か月に一度くらいでしょうか。
も簡単にお掃除できちゃいますか?
触媒機買うならどっちにしようかな
真木よう子さま:
米国製も色々あるので、一概には言えません。メンテが大変なのもあるし、比較的楽なのもあります。
いずれにしても、自分が気に入ったものを納得して使うのが一番だと思いますよ。