山形県に来ている。ビンテージ50の設置工事に呼んでもらったからだ。
現場に搬入する時に、可能な限りパーツを分解して、軽量化することで、だいぶ楽になる。一つ一つのパーツはそれなりの重さだけど、こうしてバラバラにすると、チリの積もれば山になるということわざの通り、だいぶ違う。
VINTAGE 50を分解して軽量化して設置現場に搬入した
重い薪ストーブを設置する場合には、いかに軽くして楽をするかが重要なポイントなのだ。
本体を重量軽減することで、だいぶ搬入が楽になる
人海戦術で強引に重いまま搬入してしまう方法も否定はしないけど、人員が少ない場合には軽くできるとだいぶ違う。
さらに扉も取り外す方法もあるけど、分解して組み上げる手間が、重量軽減に見合うものか考えて、どこまでバラすか判断する。扉を外すと、その分は軽くなるけど、搬入後に組み付けるにけっこう手間も時間もかかっていまうのだ。ビンテージの場合は扉を外すとけっこう組み付けに手間と時間がかかってしまう。時間と効果を秤にかけて判断する。
もっと極端な話をすれば、本体の構造そのものも、サイドパネル、リアパネル、フロントパネルと構造そのもを分解することも可能だけど、組み付けに耐火セメントで固定する必要が出てくるので、通常はそこまでやらない。でも、もし狭い階段を上げて二階に設置のような案件だったら、そこまで本当にバラバラにしたと思う。どこまでやるかは、現場の状況による。
パーツを取り外してドンガラ状態になったビンテージ50
設置してからパーツを組み立てていく
大きなバッフル板は開口部の対角線を目一杯使ってギリギリ入る
バッフル板を所定の位置で抑えながら、左右のバーミキュライトを入れて支える
コメント
いかにも、CADで設計したという造り!
バッフル板はサイドで支えているだけなのですか?
だとすると、遊びがあって、破損する可能性が殆ど無いだろうし、そういう自体があっても、交換も容易でしょうね。
山口透さま:
ドブレの新型モデルなので、CAD使っているでしょうねぇ。
single02さま:
ご推察の通りです。
ネジ穴が重なるよう一人が重い扉を微妙に上下させ位置をあわせて、2つの穴が重なった瞬間にもう一人がネジを締める、思い出すだけでめんどくさい作業でしたね。
もう扉は外さないようにします。
02さま:
懐かしい思い出ですね。
そうなのです。けっこう大変な作業なので、重量軽減のメリットと比較したらデメリットの方が大きいですよね。
その分は、気合いで移動してしまった方が良いという判断です。
つい最近ヴィンテージのガラスが割れてフロントパネルを外してガラスを入れ変えました。
一人で作業作したのですが、 重い
ドアの開閉は静かにやることを決心決意ました。
メトスに対して憤りを感じることが多々ありましたがストーブ自体はよいものだと実感しています。
一般ユーザーは他の機種と比べる機会がほとんどありません。
ストーブ導入後にならないといろいろ考えないので、衝動買い的な部分が多い感じがしますねぇ・・・
ヴィンテージユーザーとしてはこの選択はうれしく思います。
Mr.ウーさま:
ガラスの入れ替え作業お疲れさまでした。
ところで、ガラス抑えの金具に白い緩衝材もついてきましたか?
メトスに対しての憤り、良かったら詳しく聞かせて下さい。メールでもOKです。