薪ストーブのシーズンオフになりつつあるので、煙突掃除やメンテナンスの依頼がボチボチと入りはじめている。まさに絶好のタイミングだ。
放置してシーズンイン直前に慌ててやる人もいるみたいだけど、それだと梅雨や夏の間の高温多湿な状態で煤や灰が水分を帯びて、錆びや腐食の原因となる。
同じ手間をかけるならば、効果的な梅雨入り前の今の時期にやっておきたい。梅雨入り前のGW期間中がベストなタイミングだと思う。(梅雨の時期に洗濯物を乾かすのに使っている人は梅雨明け後すぐに行おう)
今回は、珍しい暖炉の煙突。普通は丸い煙突だけど、これは正方形だ。普通の丸いブラシでは全然対応できないので、手持ちの色んなサイズにブラシを針金で連結して、巨大な一つのブラシにした。
傘(蓋の部分)を外す
煤がコーティング状に付着している
様々な直径のブラシを5連結
煤を落として、綺麗になった煙道
茶碗一杯分程度・・・・暖炉でこの煤の量は極めて少ない
乾燥した薪を上手に焚くと1シーズンをフルに使っても、燃焼効率の良くない暖炉でもこのくらいなのだ。薪ストーブユーザーならば、コーヒーカップ一杯分を目指そう。
丼一杯分以上の量になる場合には「薪の乾燥が足りない」「燃焼温度が低い」などの問題があると考えて、反省しつつ、対策した方が良いと思う。
このように煙突掃除することで、そのシーズンの焚き方の診断ができる。