薪づくりの際に雨さらしにしておくと良いという話があるけど、それも限度がある。いくら長くても1-2カ月程度にとどめておいて、なおかつ梅雨入り前には雨が当たらないようにしたい。
薪棚を作ったり、しっかりした屋根をかけるのが理想だけど、予算や時間の都合でそうもいかない場合もある。そんな時に「とりあえず」「仮設」の使い捨て感覚で手軽に使えるのが「農ポリ」だ。これは耐候性のポリエチレンシのロールだ。1500-1800ミリの幅で長さが100メートルのものがホームセンターで数千円でゲットできる。幅は自分の積んだ薪のサイズに合わせて選ぼう。
どこのホームセンターでも普通に売っている汎用商品
透明なポリエチレンフィルムのロールだ
薪の上にロールを転がして、タッカーでガンガン薪に固定していくだけで、簡単、手軽に簡易屋根の完成だ。とりあえず、こうして直接雨が上から当たらないようにしておいて、冬場まで乾燥させておいて、冬になったら、またどうするか考えれば良い。
この状態で雨さらしにしておくと永久に薪にならない
ロールをゴロゴロ薪の上で転がしていく
タッカーで要所要所を薪に打ち付けて固定
コメント
農業用品はハイコストパフォーマンス。
太陽の劣化に強い点は住宅業務用品同等ですが安い。
このままだと強い風のときに
打ちつけた薪が数列ぶっ飛ばされます。
風は発電出来るほどで侮れません。
もっと下、自立棚の下部から横をグルリと囲むとかですと
雨にも風にも強くなりそうですが、風が弱い時なら大丈夫ですね。
うさぎさま:
使い捨ての消耗品なので強風の後に飛ばされたら、また同じ作業をしても、全然腹が立ちません。
農ビを使うの、良さそうですね。
私も考えたことあるんですが、風でばたついて、すぐに破けるんじゃないかとためらってました。
さて、風で飛ばされ対策を思いつきましたよ。
適当な麻紐とかビニール紐を手前から向こう側へなげて、
てっぺんから50cmかそれより低いところの薪(の木口)に結ぶんです。
風が吹いても薪の重みで動かないとおもいます。
※薪が乾燥して、紐がたるむので、時々チェックです。
それほどコストも手間も掛からないかと。
「これは簡易版で、いそいで本番の屋根をつくるからこれでいいんだよ」というなら要らないかもしれないですが…
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タッカーの針(?)を引っこ抜く手間を考えると、
タッカーを使わずに、最初から紐だけでくくっとくのも手ですね。
ものにも依ると思いますが、ビニール紐って意外なことに
「紫外線で1ヶ月でブチッ」とかじゃないです。
1年くらいなら余裕でした。
大倉工業のが良いですよ。
紫外線劣化しにくです。
おぼうさま:
タッカーの針を抜くなんて全く考えていませんでした。くっついたまま燃やしてしまえば良いと思います。燃え残りは錆びてボロボロになって無視できると思います。
基本的に使い捨ての一回限りの仮設です。常設常時は無理があると思います。
エコエコ薪ストーブさま:
色々なメーカーのものを複数比較して試したのですか?
私も後になって「あ、タッカー抜かないで焚いてしまうのか」と気づかいました(´▽`)ヾ
私は灰を畑に撒いたり、人にあげたりするので、気になっただけです。
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へたに紐かけたり長持ちするようにしてしまって、
「さっさとちゃんとした屋根かけなきゃ」
という焦りがなくなるのも良くないかもですねー
と、自分とこの、割ったまま置いてある薪が気になりつつ、
手がおいつかなくて焦りながら書いてみました。