この秋完成予定の古民家リフォーム現場の内装工事が進んでいき、少しづつ雰囲気が見えてきた。
「かわはら式耐震煙突固定」を思いつく前に依頼を受けた現場だったので、当初はその設計を盛り込まずにいたけど、まだ内装工事が終わる前だったので、まだ十分に変更が効くので導入することにした。内装の漆喰を塗る前に、炉台裏の壁面内に木下地を入れておいてもらうことにした。
下地の位置や向きなどは、薪ストーブの機種、炉台、煙突配管経路によって違うので、一概には言えないが、FLから1400の高さを中心として一辺が400ミリの正方形の木下地が基本だ。この現場は、かなり特殊な煙突の配管経路なので、その基本通りにはいかないので、応用編の裏技で対応することにした。
木下地の位置、幅、高さなど実際の煙突開口部分をベースにして現場で指定した
薪ストーブ設置の隣室側の壁面
ここを45°で煙突を折り曲げて、下屋を貫通して大屋根の淵まで立ち上げる
「かわはら式耐震煙突固定」の木下地の位置
炉台周り(基礎の土間コンにアンカー埋め込み予定で、薪ストーブの脚もがっちり固定する)