都内の古民家リフォームの現場も、いよいよ完成日が近づいてきた。今週末には、完成見学会も予定されているようだ。それを前に薪ストーブ設置工事に行ってきた。
この現場では、これまでの経験を元にして、考えられる限りの地震対策を施した。
1.鋼鈑製で脚が本体と一体化している機種を選択
2.脚部をアンカーボルト、L字金具で炉台に固定
3.メンテナンス性が良く煙突取り外しの必要のない配管
4.炉壁のすぐ上で、スライド煙突も含めて壁面内の木下地に固定して転倒防止
炉台に振動ドリルでアンカーボルト挿入用の穴を開ける
アンカーボルトを埋め込む
薪ストーブの足にL字金具で固定
煙突口元付近で、かわはら式耐震煙突固定法で転倒防止
上下からサンドイッチ状態でガッチリと固定して、全体重をかけて勢いをつけて揺さぶってみても、ビクともしない設置ができた
誤解のないように補足しておくと、この対策をしたから「どんな地震が来ても絶対に大丈夫!」と保証するものではない。現時点で私に考えられる最善を尽くしたというだけだ。
6月25日の早朝に千葉でも震度5の大きな地震があったばかりだし、浅間山も同日午後に火山性地震の頻発で噴火警戒レベルが1から2に引き上げられた...