新築で薪ストーブを設置する場合には、建築前の設計段階から相談を受けた場合には、壁面の炉壁の上部分の煙突が来る部分に煙突固定のための下地を入れてもらっている。この部分で煙突を固定すると、しない場合と比較して、薪ストーブがかなり安定する。内装壁面の施工前であれば比較的簡単でローコスト(適切な時期に指示すればほぼ無料)で実行できる。
内装工事が終わってしまうと、一度施工した石膏ボードを剥がす必要があり、費用、手間、工期の問題から現実的ではなくなってくる。
※かわはら式耐震煙突固定法を採用
※詳細はこちら→https://kawahara-stove.com/3pr_inst_feature/earthquake_resistant/
下から口元→ダンパー付き二重断熱煙突→断熱二重煙突(ここを固定)→スライド二重断熱煙突→二重断熱煙突の順番
十分に広い炉台、必要十分な炉壁で、理想的な設置ができた。
安心、安全の薪ストーブ設置工事を考えている場合には、住宅の設計段階から声をかけて欲しい。同じ費用をかけるのだから、なるべく妥協の少ない設置をしたい。