Heta45Hの焚き方のコツ

Heta45Hは、少量の薪でも燃費良く、綺麗に燃えてくれるので、とても燃費が良いし、大型のストーブとは違って、立ち上がりも極めて早く、焚いても暑くなりすぎないので、長時間(かつ長期間)焚いて炎を楽しむことができる。

今頃のような「春先でちょっと肌寒い」みたいな時でも気軽に焚ける。
そんなHeta45Hは、鋼鈑製で非常に気密性の高い作りになっているので、使いこなしにちょっとしたコツがある。

炉内の温度が十部に上がって熾火が適度にできている安定燃焼の状況で扉を完全に閉じるとちょうど良い気持ち良い燃え方をしてくれるのだけど、炉内温度が十分に上がっていない時や薪の追加投入直後などは、完全に扉を締めると炉内が酸欠状態になる。

その時だけ、扉を少しだけ開いてやると、十分に空気が送り込まれて素早く立ち上がってくれる。投入した薪の表面が完全に炭化して黒くなってから、扉を完全に閉めるという操作をしてやると、煙の発生が少なくなる。

空気調整のレバーだけでなく、積極的に扉の開閉レバーも空気調整に活用しよう。
DSC_5312_00001_01.jpg
追加薪の投入直後で、まだ薪の表面が完全に炭化していない
この状態の時には、炎が立ち上がっても、すぐに扉を閉めない方が良い。十分に表面全体が炭化して黒くなるまでは、待ってやろう。
DSC_5315_00001.jpg
扉のハンドルを完全に奥まで押し込まなければ、扉の隙間から微妙に空気を送り込むことができる
DSC_5316_00001.jpg
薪の表面が全部完全に黒くなってからハンドルを押し込んで、扉を密閉する
面倒でも数分だけ待ってやることで、煙の発生が大幅に少なくなり、効率良く燃やすことができる。実際にこの時の燃焼の煙突の様子を外に出て撮影してみた。ご覧のように、ほとんど焚いているのか焚いてないのか判らないくらいだ。
DSC_5313_00001.jpg
この燃やし方をすると追加薪の投入直後もほとんど目視確認できる煙が発生しない(右側の角トップからがHeta45Hの排煙)
DSC_5314_00001.jpg
拡大しても薄っすらと角トップ周辺がグレーになっているくらいで、背景が空であれば全く判らない状態

ちなみに、この角トップがついている、チムニーは「かわはら式チムニー」で、側面の窓から屋根裏経由で屋根に出られる仕様になっている。そのため二連梯子をかける必要がなく、安全に楽に煙突掃除できる。
詳細はこちら

煙突掃除の際に、梯子をかけて屋根の上を登っていくのは、それなりのリスクが伴うし、恐怖感も大きいと思う。 かわはら式チムニーはチムニーの...

【↓ 一日一回、毎回、訪問のしるしにポチっと下のアイコン(バナー)をクリック(タップ)して応援いただけると幸いです。一週間の累計クリック(タップ)数がブログ村ランキングの順位(INポイント)に反映しています 】
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 薪ストーブ暮らしへ
にほんブログ村

かわはら薪ストーブは全国

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする