家の中心付近に薪ストーブを設置した場合の外気導入は床下から

薪ストーブのある家を設計する場合に、家の隅や角に配置しがちだけど、壁面で熱が遮られれて拡散しにくくなるし、家中にまんべんなく熱を届けるのに不利だ。そういう意味で、薪ストーブを家の中心付近に設置するのが一番、暖房効率が良く合理的だ。
薪ストーブの良好な燃焼のためには、外気導入が必須だ。薪ストーブの配置が決まったら、排気のための煙突経路の他に、燃焼用の空気の流入の配慮も必要になってくる。壁面付近に薪ストーブを設置する場合には外気導入は壁面からするのが簡単で一般的だ。しかし、理想的な配置の家の中心付近に設置する場合には、壁面から外気導入できないので、必然的に床下からすることになる。
今回の記事で紹介する炉台は、基礎からコンクリートを打って、天然石で仕上げる理想的な構造だ。あらかじめコンクリートを打つ前にVP150の塩ビ管を埋め込んで床下からの外気を薪ストーブ底面に導く設計になっている。前もって設計段階から打ち合わせしてるからこその構造だ。
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コンクリートで基礎から立ち上がっている炉台の中に床下からの外気導入の配管が通っている
薪ストーブの重量を余裕で受け止めて、蓄熱も期待できる重厚長大な理想的な炉台で、稼働が楽しみだ。

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