理想の薪の太さは一辺8センチの正方形

以前から私は理想の薪のサイズ(断面)について、1辺が8センチの正方形と推奨してきた。

人間の感覚なんて当てにならない。自分で薪を作っている人は心当たりがあると思うけど、計測しながらやらないと巨大な原木だと、その直径にダマされて...
薪割りしていて、疲れてくると、だんだん割るのがおっくうになってきて、太めの薪になりがちだ。 太い薪は表面積を確保できないので、何よりも...

「太いのは立派」とか、「火持ちが良い」とか言っている人も多いけど、乾燥不足のことが多く、表面積が小さいので燻ぶっているだけで、温度も上がらず効率が悪いだけだ。

本当のところは、一辺8センチ程度の正方形の断面に近い乾燥した薪をガッツリ高温で焚いてから空気を適度に調整して、ゆっくり燃やすのが効率が良いのだけど、自己流に陥って、煙モクモク、煤大量付着で当たり前になってしまっているベテランユーザーは意外と多い。

薪のサイズについて、正確な含水率計を使って根拠を示しているブログの記事があったので、紹介しよう。

皆さん、焚いてますか?私の焚いてるのは、乾燥期間 377日~290日、2017/12/31~18/3/28に伐

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かわはら薪ストーブは全国

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コメント

  1. うさぎ より:

    薪は国内ではペレット燃料のように機械生産ではないのと、様々な燃焼シーンにより一概にベストな太さ、大きさといったようなことは存在しないように思います。(平均的な大きさのストーブで平均的な使用シーンでは8cmはベター)
    薪を割っていると原木にも色々な各種サイズがあるわけです。
    それらを色々な大きさを炉内温度低温、高温などや、焚き付けスタート時点、
    就寝時かどうかなどを加味して、炉内温度を調整したうえでユーザーがお持ちになっている薪ストーブの炉内サイズ(大型、中型、小型)と合わせた状況で最適な薪が決まりますよね。
    もしかすると多種多様は不要ですが、数種類あると良いかもしれませんよ!
    最近は30cm薪や40cm薪と二種類を販売しているところなどもあり昔より買う場合は少しだけ親切だったり、便利ですよね。
    薪は工賃人工、運送料、積み込み代とか入る場合には、かなり贅沢価格になってきましたね。
    ただ産地地消がユーザーにとって地球にやさしい薪の大原則だと感じます。

  2. かわはら より:

    うさぎさま:
    その時の炉内の状況によって、色んな太さを使い分けるのがベストで、適度に様々なサイズを織り交ぜた薪がベストだと思いますが、薪ストーブを使っていない薪の生産者だと、そこらへんの匙加減が判らないので、難しいところです。
    大小のサイズに共通して使えるギリギリの最大公約数が「35センチ長さ×8センチの正方形の断面」として、生産指導の一つの指標にしています。