9月22日(日)&23日(月・祝)開催予定の、かわはら薪ストーブ本舗 北軽井沢店での薪作り体験イベントでは、薪割機、複数のメーカーの各種の斧、チェーンソーなどの体験ができるように準備しているが、それだけではなく、新たな試みとして窓鋸体験も予定している。
薪作りをする時にチェーンソーでの玉切りをするのが普通だけど、人力でも可能だということを知ってもらいたい。災害時にはガソリンや電気などライフラインが停止する。そんな状況の時にも影響を受けずに薪作りを継続できるというメリットの他にも、普段は、怪我のリスクも少なく安全に作業できるし、身体を動かすことでの健康維持にもなる。また、大きな音を出さないので、住宅地でも近隣に迷惑をかけずに作業を進めることができる。「時短」という意味では、チェーンソーにはかなわないけど、窓鋸と、斧を使えば、化石燃料を一切使うことなく、人力だけで薪作りが完結する。
鋸を使った経験のある人ほど「太い原木を手鋸で玉切りなんて、ありえない」と思う人もいるかもしれない。刃の細かい工作用、建築用の鋸だと、すぐに目が詰まってしまって、当然、良く切れない。しかし、太い直径の生木を切ることを目的に設計された荒い目の刃、そして良く研がれた切れ味の良い鋸を使えば、その思い込みも消え去ると思う。切れ味の良い刃物を使う気持ち良さは、体験してみれば解ると思う。刃物は目立て(研ぎ)で決まるということは、それは、チェーンソーでも、包丁でも、ハサミでも同じことだ。
今回の薪作り体験イベントでは、京都の窓鋸製作者の津川さんの協賛のもとに、初心者用の窓鋸と、私の私物の中級者用の窓鋸の二本を用意した。津川さんが、薪ストーブユーザー向けの鋸屋としてのホームページを最近作ったので、紹介しよう。
2種類の窓鋸の個性を楽しんで欲しい
手前は窓の幅が狭く初心者でも使いやすい
窓鋸ではない普通の刃の形状の腰鋸も二種類用意
こちらも目の粗さがそれぞれ異なる
合計4種類の、きちんと目立てされた切れ味の良い鋸を体験できるチャンスなので、興味のある方は、参加時に気軽に声をかけて欲しい。
【↓ 一日一回、毎回、訪問のしるしにポチっと下のアイコン(バナー)をクリック(タップ)して応援いただけると幸いです。一週間の累計クリック(タップ)数がブログ村ランキングの順位(INポイント)に反映しています 】
にほんブログ村