アスペクト5の取り扱い説明

先日、北軽井沢店扱いで設置工事したアスペクト5の取り扱い説明に呼ばれたので、お客様とタイミングを合わせて行ってきた。ちょうど娘さんが来訪していたので、家族揃って、で初火入れを楽しんでもらえて良かった。
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私が薪を組んで、施主さんにマッチで点火してもらった
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定番の上から着火方式
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焚き付けが燃えたら扉を閉める
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薪の追加投入の方法も、丁寧にレクチャーした
アスペクト5は、空気調整レバーが一つだけのシンプルな操作の機種なので、あまり難しい話はしないでも、すぐに使いこなせるところが良い。ガンガン温度を上げて、二次燃焼する温度になってから空気調整の仕方を教えた。温度が上がってレバーを絞ったら、必要に応じてダンパー調整すれば完璧だ。慣れないうちは、煙突からの煙を確認して、目視確認できない透明な揺らぎになっているかどうかをチェックしよう。絞り過ぎたら、白い煙が見えてしまう。この場合は、本来燃えて熱になる成分を、不完全燃焼させて大気中に捨てていることになるので、薪の無駄遣いで効率が悪い。薪を節約しようと思って、かえって逆効果になる、ありがちな失敗だ。
こうして文字で説明しても、実際にやって見せないと、なかなか実感(理解)できないのが薪ストーブの使い方だ。
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炉台も十分に広く作るようにコンサルした(お客様のDIY施工の炉台)
このように、かわはら薪ストーブ本舗で設置工事をしたお客様に対しては、時間をかけて、しっかりとレクチャーしている。単に焚きつけ材を燃やして終了の「火入れ式」ではなく、追加薪の投入、温度をしっかり上げて二次燃焼へ移行させる空気調整の仕方、再びの追加薪の投入までの一連の流れを実際にやって見せて、お客様が自信を持って、安心して使えるように心がけている。
お客様も、今回の一連の説明で、原理原則を理解してくれたようで、安心した幸せそうな顔つきになってくれた。
この秋冬から、楽しい薪ストーブライフを過ごしてくれるだろう。

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コメント

  1. うさぎ より:

    少しだけこの手の取り扱い説明記事は代わり映えが全然しないのでここの読者も読み飽きませんか? 私は2010年つまり10年前に薪ストーブを設置したころはまだまだ薪ストーブ業界は右肩上がりでしたね。東日本大震災の特需もあり、アグラを書いているような工務店営業中心の店で取り付けた私には川原さんの丁寧な取り扱い説明が新鮮でしかも多くの読者も歓迎、感激、感謝の雨あられでした。                     しかもプロの詳しく丁寧な説明は愉快な薪ストーブライフには欠かせぬもので焚き方の巧拙は耐久性とか故障の原因など後々では遅く、最初から必要でしたので感謝して今日に至ります。いまだに単なる火入れ式程度のレベルで済ませている薪ストーブショップがあるかのようにブログでは決め付けない(相手にしない)で丁寧にしたとか、しないとかだけではなく、アスペクト独自のクセであったり、または満足してくれたであろうお客様つまり新しい薪ストーブユーザーさんの希望や課題など様々な双方向のコメントを載せたり、新味は出せませんか? それを読むのも読者としてはまた面白いし、一般雑誌には出来ないよね?          『蛇足』もう業界は右下下がりとなりレクチャーの時間や取り扱い説明をかなりの薪ストーブショップするようになりつつあるのでどう丁寧にしたかとか、どうなるかなど、売りっぱなし主義でない川原さんらしさ、つまり取り扱い説明ブログのリニューアルの新境地も開拓にチャレンジしては如何ですかー?

  2. かわはら より:

    うさぎさま:
    読者にとってはそうかもしれないですが、私のお客様にとっては初めての感動体験で、満面の笑み、幸せを私も分けてもらえるので、そう思われても全く気にしません。読むのが嫌ならスルーしてもいいし、ブログの読者を止めてもらっても良いと思っています。
    アスペクト5に限らす、どの機種も固有の癖、取り扱いのコツがあります。それをきちんと説明できるかどうかが、ポイントだと思います。実際にショールームだけでなく自宅で使い込んでいる施工店だからこそ、できることだと自負しています。また、それは
    どんなにブログの文章、ネットで詳細に書いたところで、実際に目の前でのレクチャーとは比較になりません。私が施工したお客様だけが得ることのできるスペシャル特典です。(文章だけで良いのであればメーカーの用意した取り扱い説明が完璧なので、それを読めば良いといことになります)

  3. かわはら より:

    うさぎさま:
    取り扱い説明を丁寧にしていない他店の批判をしているわけではないです。本文中読み返してみて下さい。一切、他店批判はしてません。他店がどうやっているかは興味ありません。
    私の肌感覚ですが、今現在でも、施工店で納得いく説明を得られなくて私にSOSを送ってくるユーザーがいることからも、きちんと取り扱い説明やクレーム処理を行っていない薪ストーブショップが、それなりに存在していることは事実だと思います。その点については、ブログの本文中では一切触れていないことを、重ねてコメントさせていただきます。
    自分がやるべきこと(丁寧な取り扱い説明)をして、お客様にご満足いただいてうれしかったと投稿しただけです。
    ユーザーさんには、コメントではなく直接メールや電話、訪問で対応させていただいているので、コメントの必要がないといことをご理解下さい。

  4. noname より:

    焚き付け材が少々太め??
    っと思ったら、松ぼっくりに着火しているんですね!

  5. かわはら より:

    nonameさま:
    おっしゃる通りです。今回は奥様が松ぼっくりを集めてくれていたので、それを利用してスタートしました。
    これがなければ、もっと細い焚きつけ材でないと点火しませんよね。
    さすが、目のつけどころが違いますね。

  6. うさぎ より:

    川原さん(薪ストーブ村の全国NO3)へもそうですが、公開形式である薪ストーブブログはそれぞれがどのような発信を時代時代でしているか、その発信はレベルや視点の特徴、良くも悪くもマスコミ人としてやはり興味を持っております。
    アウトドアや自然ネイチャーはもちろん薪ストーブ雑誌とてどういう情報を発信しているか取材と偏執能力にも興味がありますね。またそういうひと達(読者が読みに来ることで商品が売れたり、広告主の商品さえ宣伝になったり、それで皆さんは飯を食っているという構造)に支えられている意味では構造が同じですね。
    唯一の違いとしては、こちらのブログ双方向となりSNS、投稿ブログ掲示板はTV、新聞、雑誌とコメントの有無がまさに違いです。それを承知のうえ続けているのでしょからねえ。

  7. まだかわはらさんとはメールだけのやりとりしかしておりませんが、アスペクトを導入予定の者です。同じ機種を設置された方の実際の写真を見るだけでもワクワクします♪きちんと説明をされているということがわかれば安心です。来年お会いできることを楽しみにしています。

  8. かわはら より:

    うさぎさま:
    最近では掲示板、ブログ(やブログのコメント)でのは下火になり、SNSのツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどでの交流の方が主流です。
    私のブログの内容も時代とともに変遷していますが、その時に応じた読者やお客様がついてくれています。それで良いと思っています。

  9. かわはら より:

    にゃんたろーさま:
    自己紹介をありがとうございます。
    丁寧な取り扱い説明をすることを心掛けていますので、楽しみにしてください♪