お客様が選択した機種は国産唯一の鋳物の薪ストーブメーカー岡本のAGNI-CCだ。以下の写真の通り、工具なしでも、かなりのパーツが分解できるし、炉内の炎とは接していない13ミリと10ミリの六角ボルトを外せば、さらに多くのパーツを取り外すことが可能で、分解性、メンテナンス性がとても良い。
また、触媒機で燃費が良いこと、ダンパーという複雑な機構を持たないシンプルな構造であることから、耐久性が良いのも特筆できる
火入れの際は、ダンパー付きの機種を使っていた人だとラフにやっても、煙が煙突へ直接導かれるので、何とかなってしまうケースが多いけど、この機種の場合にはダンパーがなく排気抵抗が高いので、最初から勢い良く炎を立ち上げてやるのが大切だ。そのためには、バーナーで一気に細割りの焚き付け薪を燃やしてしまう方が良いと思う。