この薪ストーブは設置した業者さんが煙突掃除にも来てくれないし、取り扱い説明も十分に行わず30分程度の火入れ式だけで帰っていくというパターンだったそうだ。誰もが知るような有名な薪ストーブ店だけど、いまだに、そういうこともあるのだと、改めて認識した。
そのような理由があって、私のところに相談がきた。
とりあえず天板を取り外して二次燃焼室、内部の様子を確認してみる。
ダンパーだけでなく触媒を支える場所やバッフル部分(二次燃焼室の底面)も、それなりにダメージを受けている。
もし修理するとなると、外装パネル以外は、ほぼ部品を全部取り換えだからパーツ代、工賃と(撤去、移送、搬入作業)×2回分となると、新品が買えてしまうくらいの金額になるし、そもそも、この冬の使用のために、すぐに短時間で修理するのも難しい。今回は修理するのは合理的ではないので、別の機種に入れ替えという方向になった。
空いた炉台の上に、次に納まる後継機が何であるかは、明日の記事で、別途紹介しよう。