ソープストーン製の薪ストーブは柔らかい暖かさが特筆できる。焚いて、薪ストーブの近くにいても暑くていられないというようなことがあまりない。石の蓄熱により、長時間、放熱してくれるので火が落ちた後も暖かさを維持してくれる。
ソープストーン製と言えば、長野総商のハースストーンが有名だ。これはアメリカ製となる。
実は選択肢はアメリカ製だけでなく、ヨーロッパ製もある。オランダの薪ストーブメーカーAltechから、ソープストーン製の薪ストーブを輸入、販売している三重県のひのき家さんを訪問した。
軽井沢を朝8時位に出発して、途中昼食を摂って、14時くらいに到着して6時間の所要時間だった。私はいつも軽自動車での移動なので時速80キロ程度で走行するペースが多いので、16時くらいに到着する予想だったけど、今回はお客様の車が普通車で時速120キロペース位で走行したので、だいぶ早く着いた。
輸入元が試しに一台輸入してみたという、クラシックな形状のオーブン付きのモデルを実際にお客様が自分の目で見てみたいということで、同行した。私はメンテナンス性、分解性という観点でチェックしたが、問題はなさそうだった。
刺すような強烈な熱さとは対極の、柔らかい暖かさの薪ストーブを希望している人はチェックしてみると良いと思う。特にアメリカの排煙規制からみでの触媒機とは違って、ヨーロッパ基準でクリーンバーンなのでシンプルでコスパが良いことがアルテックの特徴だ。
コメント
川原さんの耐久性、メンテナンス性がOKに加えて定評の朝まで火持ちなどの実用面とかアッシュリップも大きく安全に見えます。最近ありがちに灰受け皿無しの汚れがちになる些か不便な薪ストーブとは設計思想(高気密、高断熱の小カロリータイプ)が異なりヨーロッパ製は流石に寒い軽井沢との相性が高そう?ですな。 ※しかも私が自慢して重視をするオーロラ炎よりもしかすると見事。石製蓄熱力の副産物でしょうか。
薪よう子さま;
この写真のアルテックの薪ストーブの炎の自然さ、綺麗さは蓄熱性の副産物であることもありますし、使われている薪が良いことの相乗効果ですね。