既存住宅へ薪ストーブ設置する場合の落とし穴

既存の住宅に薪ストーブを設置を考えている場合、どこに置くかを施主さんが決めると上手くいかないケースが多い。

既に生活パターンがあって、家具の配置や動線が出来上がってしまっているので、それを大きく変えるレイアウトにするという発想になりにくい。そのため、現状の生活スタイルを変えないで、何もない余ったスペースに無理やり薪ストーブを押し込むという形になりがちだ。その場合、暖房効率的にも今一つだったり、煙突をどう配管しても建物の構造や、動線と干渉していまうなど、無理が発生する。

薪ストーブを生活の一部に取り入れるという場合には、完全に頭を切り替えて、その建物に薪ストーブをどこに設置するのがベストなのかということを、現状の家具の配置、動線を無視して客観的に考えることが必要だ。

今回呼ばれた現場も、まさにその状況で、第一希望の場所だと、どう頑張っても煙突を立ち上げられない状況だった。真っすぐ立ち上げるのはもちろんのこと、右に振っても、後ろに振っても、左に振っても、構造や動線とぶち当たってしまう状況だった。さらに、薪ストーブのすぐ近くに通し柱がきてしまって、良い要素が一つもなかった。

薪ストーブ屋を呼ぶことで、客観的にベストな設置場所を見極めることができる。薪ストーブ屋の目線だと、既存の動線や家具のレイアウトは無視して、煙突を折り曲げないで、真っすぐ屋根の上に抜ける場所で、なおかつ暖房効率が良く、家族の普段いる場所から薪ストーブの炎が楽しめる位置となる。その結果、たいていの場合、既存の家具をどける必要が出てくる。今回は食器棚だったけど、過去には冷蔵庫をどけるとか、テレビやソファーの位置をがらりと変えるなど、大幅なレイアウト変更となる。

今回の現場は、この食器棚をどけたコーナー設置がベスト

煙突は二階のこの窓の部屋のクローゼット内を貫通して屋根に抜ける状況

今回は内装の壁を取り払ったり、フローリングの張替え工事を工務店が入って行う計画になっていたので、チムニーも作ってもらおうかと思っていたのだけど、チムニー作成の工事はやりたくなさそうだったので、当店で行うことになった。炉台、炉壁、外気導入工事だけは、内装工事と一緒に工務店が施工することになった。

このように、かわはら薪ストーブ本舗では、工務店や施主さんの希望に応じて柔軟に施工範囲を調整している。

これから内装リフォーム工事をして、その後の薪ストーブ工事になるので、この現場は来年の春以降の工事となる見込みで、実質的には次の冬からの薪ストーブの使用となるだろう。

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