日本の薪ストーブユーザーのパイオニア田淵義雄さん宅の煙突の手直し

まだファイヤーサイドがバーモントキャスティングスのアンコールを輸入販売する前に、アメリカを旅して見つけてきた物を日本に持ってきて使い続けてきた田淵義雄さん。まさに日本の薪ストーブユーザーのパイオニア(先駆者、開拓者)とも言える人だ。

私は田淵義雄さんと直接の交流はないけど、新潟のストーブサポートの岩城さんが10年来のつきあいをしてきたので、今回のヒートシールド取り付け作業に同行させてもらう機会をいただいて、初めて田淵邸を訪問した。これまで本や、ウェブでしか見たことのない場所に、実際に自分がいるのは不思議な気分だった。

シングル煙突用のヒートシールドの取り付け作業中の岩城さん

その気になれば一人でもできる作業だけど、二人いると一人が支えている間に、もう一人が固定して、楽に安全に早く確実に進めることができる。いつも助け合っている同業者同士なので、一々細かな説明をしなくても自然に進んでいく。

岩城さん推奨のペレットの上の着火剤を乗せる点火

順調に燃えていく

ガンガン焚いて、ヒートシールドの動作確認

作業後は、早速薪ストーブに火を入れて、煙突のヒートシールドの動作確認をすることにした。シングル煙突と背面の炉壁の離隔距離が少ないので、何らかの対策が必要な状況だった。

今回の対策後は、薪ストーブの温度が上がっても煙突背面の炉壁の温度が上がらずに安心して焚けるようになった。

最近の施工では、口元付近まで全部二重断熱煙突を使う施工が多いけど、日本での薪ストーブの黎明期は室内側はシングル煙突での施工が一般的だった。炉壁も空気層を入れる施工もまだまだ一般的ではなかったと思う。不安がある状態では使いたくないという奥様の希望に岩城さんが応じたのが、今回の施工だ。

岩城さんのブログの記事でもレポートされている。単純に施工しただけでなく、これまでの色々なドラマや裏話を聞くことができて、とても勉強になった。

     今回出張した目的とは。saikoさんオフィスのイントレビットシングル管の遮熱板を施す作業でした。 昨年saikoさんが煙突掃除を知合いのストーブ屋さ…

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