工務店から「チムニーが完成したから、煙突工事してくれ。もうじき足場外すから」という連絡が入った。部材を揃えて、現場へ行くと、まだ煙突工事できる状況ではなかった。
チムニーと屋根面の取り合いの鈑金施工は終わっていたけど、チムニーの外壁がまだ完了していない。
この状態で無理やり、煙突工事をしてしまうと、チムニーの外壁の未完成なところにカバーを上からかけてしまうことになるので、完全な状態での外壁施工が困難になる。他の業者のことなんて気にしないでやってしまうのもありなのだけど、避けておいた方が無難だ。
多分、煙突工事できる状況の時には、足場は外されているだろうけど、足場なしでも煙突工事はできる現場なので、出直すことにした。
何もしないで手ぶらで帰るのも、なんだかなので、チムニー周りの寸法が指定通りに作られているか、実測してきた。こちらについては、問題なかった。
このように、無駄足になって段取りや計画が狂うことも、この仕事では、決して珍しいことではない。現場の状況に合わせて淡々とやっていくだけだ。
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