神奈川県での古民家リフォームで、薪ストーブを設置する話をいただいた際に、現場を確認に行った。薪ストーブの設置場所は3プランあって、一つは家の側面の端っこに設置して、壁抜きのよくあるパターン。もう一つは中心部分、そして3つ目は1つ目とは部屋の反対側の端っこだった。
設置場所として理想的なのは部屋(家)の真ん中なのだけど、工務店は煙突を屋根抜きすると雨漏れの原因となるからと難色を示していた。各方面から説得してもらって、最終的に家の真ん中設置、屋根抜きでいく方向性となった。
しかし、工務店はフラッシング仕様でしか、これまで煙突工事をしたことがないそうで、チムニーと角トップの説明をしても話がかみ合わない。まして、チムニー側面から人が屋根に出られる「かわはら式チムニー」など言葉で説明してもイメージさえも伝わらない様子だった。そこで写真や絵などを見てもらって、理解してもらった。建築途中にも、一度見に行って際に、やはり修正してもらうところがあった。なかなか伝わらないのが現実だということだ。
屋根の高い古民家なので、地上から二連梯子をかけても、屋根に届かない家なので、メンテナンス性を考えると、「かわはら式チムニー」を実現しないと後で問題となる状況だった。
最終的に、ようやく形になって、煙突工事を行った。
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